10月19日スタートの課題研究A群を前に、オリエンテーションを行いました。
まず研究テーマや目標、指導方針を伝え、課題研究は生徒自身が調べて整理して考えて発表するものであることを確認しました。
次に、研究をより具体的にイメージしてもらうため、理科と国語の若手教員による卒論紹介を行いました。理系と文系では自分の主張を証明する手段が違っていても、ともに先行研究を読むことが大切であると分かりました。
1.理系の実証研究
先行研究の疑問点を見つけ、ある植物の性質を観察や実験により明らかにしていく。
2.文系の文献研究
文学作品を扱う論文は、作家論と作品論により構成される。
選んだ作品を10回以上読み、それにまつわる先行文献を探すことから研究は始まる。
実証研究は、写真・グラフ・表を用いた理系ならではの論理的な説明でした。
一方、視覚的に訴える資料を用いず言葉のみで説得する文学の研究は、章立ても難しく、かなりの文章力が必要であると感じました。