岡山城東高校の日々をつづります
岡山城東な日々

令和2年度卒業式が挙行されました

城東高校第32期生の学び舎からの旅立ちです。コロナ禍対策で今年度も在校生は参加できませんでしたが、心配されていた天候も卒業生の前途を祝福するかのように晴れ渡りました。

式辞では校長が「皆さんには、『グローバルな視点を持ちながら地域に根差し地域社会を支える人材』『郷土岡山や日本への貢献意識を持ちながら、国際社会で活躍する人材』になっていただきたい。」と門出を祝いました。

送辞では在校生代表が「翠緑祭では模擬店が中止になりましたが、三年生の先輩方はユーモアあふれるビデオを作成され、その中に熱いメッセージを盛り込んでいらっしゃいました。翠緑祭の終わりに、例年と変わらない熱量を感じることが出来たのは、このような大きな変化にも柔軟に対応され、常に前を向いて例年とは異なる楽しさを追い求め、工夫されていた先輩方のおかげです。」とこれまでの感謝を伝えました。

 

答辞では卒業生代表が「コロナ禍は、つながりたくてもつながれない、そんな状況を私たちに突きつけました。そんな時心に浮かんだ言葉は、32期生のスローガン、『つながろう!積み重ねよう!つなげよう!』です。城東高校での三年間を駆け抜けて思うことは、このスローガンが『人間らしい暖かいつながりを大切にする。考え続ける努力をする。そして、意思をもって行動する。』という、メッセージであったということです。予測不可能な事態が次々と現れる現代社会に生きる私たちはこの言葉を心に刻もうと思います。」と未来への飛躍を誓いました。

 

卒業生の誇らしげな表情から3年間の成長が感じられました。卒業式を終えた午後、別れを惜しむかのように涙雨が地を濡らしていました。

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