岡山城東高校の日々をつづります
岡山城東な日々

人権教育講演会を行いました

岡山市子ども総合相談所の片山惠子先生に来校いただき、「子ども虐待の現状」というテーマでご講演いただきました。

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両親をはじめ、多くの人に祝福されて誕生したはずの子どもが、どうして虐待されるのだろう。  そもそも虐待ってどういうことなの?次々と疑問が湧いてきます。

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高校生にとっては、まだ先のことと考えがちですが、今のうちからしっかり学ぶことは、とても大切です。片山先生は、多くの子どもや親と関わられたご経験を交えながら話を進められました。

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講演が終わった後、職員室では、「ああ、自分もこんなことしたよなあ」「あんな小さい子どもをあそこまで厳しく叱らなくてもよかったのになあ」という感想があちらこちらで聞こえました。「子ども虐待」とは決して特殊なことではなく、だれでも直面することなのです。そこまで行くか行かないかは、個人の心がけ次第と考えがちですが、どれだけ周りの人たちが子育てを支援してくれるのかが分かれ目のような気がします。子どもも親も逃げ場がある。子どもを無条件に受け入れてくれる人がいる。親の悩みを親身に聞いてくれる人がいる。近所の人たちが自分たちの町の子どもに関心がある。そんな世の中になれば、きっと「子ども虐待」はなくなっていくと思います。私たち一人一人が協力し合って、子どもがのびのびと育っていける社会をつくっていきたいものです。 片山先生、ありがとうございました。

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