生物部 活動内容 私たち城東高校生物部では、自分たちの興味・関心のある生物(アカパンカビ、ツユクサ、など)について自分たちでテーマを決め自由に研究を行っています。
・水棲動物の観察
・アカパンカビの突然変異体の分離とその解析
・ツユクサの組織学的解析
翠緑祭での活動 ・城東高校の近辺に生息する水棲生物の展示
・ツユクサの研究発表
・アカパンカビの研究発表
・植物組織の組織培養の研究発表
・スケッチの展示活動場所 活動日 部長から 生物の多様性はなぜ必要なのだろうか?
自然保護の必要性を説くとき、その理由として「生物の多様性が失われるから」とよくいわれる。確かに自然保護を行う理由として最適な理由だと思う。けれども「生物の多様性」はなぜ必要なのだろうか。「生物の多様性」が叫ばれている昨今、僕は「生物の多様性」が必要な理由を人間のエゴ以外から見つけだすことができないでいる。
「生物資源」を有効に活用するために「生物の多様性」を保持し、文化財を保護するように自然を保護する。これらは自然のためになされているかのようにみえるが、結局は人間のためではないかと僕は思う。僕が求める答えは人間の利害のためを説くのではなく、生命の絶対的な価値に基づいた「生物の多様性」の必要性です。
あなたの意見を聞かせて下さい。 意見はtakuji_oonishi1@pref.okayama.jpまで
活動成果
水棲動物の飼育と観察 |
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アカパンカビの実験、観察 |
1.突然変異体の分離 私たちは生物の形や性質と遺伝子の関係についてアカパンカビを用いて研究を行っています。アカパンカビはパンなどに生えるオレンジ色をしたカビで、一世代の時間が短く、試験管で多数の菌体を培養することができます。遺伝子に傷害を与える紫外線(UV)をアカパンカビの胞子に照射し、人為的に突然変異を起こして、オレンジ色のアカパンカビから、白い突然変異体(アルビノ)を単離しました。 突然変異体の単離の手順
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ツユクサの組織学的解析 |
1.はじめに |