六月十四日(火)から十七日(金)の四日間、二年生の北海道修学旅行が行われた。天候にも恵まれ、涼しい天候のなか、一・二日目は、ルスツコース・富良野コースに分かれた。
ルスツコースでは、支笏湖見学やラフティング体験、クリオネ館見学を行ったが、初めて見る生のクリオネなど、かなり好評だった。
富良野コースでは快晴ながらも肌寒く、残雪の残る山々に囲まれ、空知川上流でのラフティング体験など、北海道の雄大な自然を体感した。
また、両コースとも夜は、激しい風の中藻岩山の絶景を眺望し、広大な札幌の夜景を楽しんだ。
―修学旅行感想文より
家に帰り、一人になってはじめて、現実に戻った感じがした。私にとって、みんなと過ごした北海道での四日間は、まさに夢のようなものだった。
岡山を発って一路北海道へ。空港に着いたとき、思わず「涼しいなぁ。」と声が出てしまうほど、北海道はカラッとしていて爽やかだった。そこからバスで移動する道中、目に見える景色は、とてものどかで、どこか落ち着きがあった。バスの中では、クラスのみんなが笑顔だった。楽しい修学旅行になりそうだ。そう感じた。
北海道での四日間は、毎日が発見だった。四月から二ヶ月以上一緒に過ごしてきた友達や先生の意外な一面。岡山ではあまり感じることのない自然の壮大さ。いっそのこと、このまま北海道に住んでしまおうか、そんなことも考えた。そのくらい素晴らしい環境だったからこそ、クラスのみんながいきいきして見えたのかもしれない。
広島に帰り、思わず「暑っ。」の一言。空港の外はもっと暑いのかと思うと、さらに気が重くなった。しかし、この修学旅行で、このクラスのみんなとなら、この一年間うまくやっていけそうだと思えた。
四日間の修学旅行での思い出を大切にし、これからの学校生活を楽しく、そして充実したものにしていきたい。