おはようございます!
学類研修第2日目、つくばサイエンスツアー2日目のスタートです!
第1目的地は「つくば実験植物園」です。
研究熱心な男性職員の方の丁寧な全体説明の後,自由見学。時間がもう少しあった方がよさそうだったので滞在時間を急遽15分延長。それでも広大な敷地を見尽くすにはもっと時間が必要でした。
第2目的地は「サイバーダインスタジオ」。
イーアスつくば(いい明日!?)という複合商業施設の中にあります。
現代のロボット技術を結集して開発された福祉介助用ロボットや高負荷軽減用ボディースーツなどの最先端テクノロジーを見ることができます。
近未来をイメージしたロボットムービーを近未来のような空間で鑑賞して…(180゜半円状のスクリーンで見ています!)
続いては、福祉介助用ロボットのデモンストレーションと操作体験!
脳からの電気信号が筋電位として表れたものをセンサーで測定してロボット動作に反映させるというもの。
先ずは代表者が操作にチャレンジ! でも…
なかなか一筋縄ではいかないようです…!さあ、城東生も挑戦!
技術の進歩を目の当たりにしたひとときでした!
イーアスつくば内のフードコートで昼食をとった後は、第3目的地「JAXA筑波宇宙センター」へ!
厳重なセキュリティーチェックの後、前半は敷地内の技術訓練棟に行って宇宙飛行士の訓練設備等を見学しました。運が良ければ宇宙飛行士の方に出会えるのですが…今回は残念でした!(ちなみに昨年度は野口聡一宇宙飛行士とすれ違いました!〈引率教員談〉)
後半は、特別に通常は見られない設備格納庫という建物に案内していただいて、これから宇宙に飛ばすという実物の人工衛星や過去に宇宙で使用された宇宙服や地球帰還用ロケットカプセルなどを見せていただきました。
これからはJAXAのニュースから目が離せません!
本日の最終目的地は「筑波大学」です。
いや、もう、とにかく、敷地が広ーいんです!!!
2時間の滞在でしたが、前半は施設見学でプラズマ実験センターというところに伺いました。
大学院生の方に研究や施設の概要を説明していただきました。(が、高度な内容に圧倒されて目がテンに…。)
続いて、プラズマ発生装置を見学。制御室の重厚感に圧倒され、さらにプラズマ発生装置の規模と複雑さにまた驚愕!
技術革新はまさにこういった所から生まれるのですね…。
皆さんも、このような充実した研究環境で学んでみませんか。
後半は、本校第7期生で筑波大学システム情報系社会工学域で助教をされている甲斐田直子先生に、「環境配慮行動の促進策とその効果」というタイトルで大学さながらの模擬講義をしていただきました
甲斐田先生の研究の手法、城東高校2年次生が現在取り組んでいるGlobalⅡのリサーチやプレゼンテーションの実践に生かせるのでは、と感じたのでは?…。
ボリューム満点の「つくばサイエンスツアー」2日目も何とか雨に降られることなく無事ホテルに戻って、夕食後には本校22期生で現在筑波大学大学院で学ばれている景行崇文さんと先程の模擬講義でお世話になった甲斐田直子先生にもご参加いただいて交流会が行われました。
前半ではお二方による公開トーク、後半ではお二方に2グループに分かれていただいての座談会を行いました。岡山城東高校に進学するに至った経緯や高校時代の様子、筑波大学進学の経緯や大学生活の充実しているところなど盛りだくさんの内容でお話しいただきました。
その中の一コマ…
「自分は塾などには一切行っていません、その必要はないと思います。なぜなら、学校の課題で事足りるからです。(景行氏談)」
「科学は再現性(自分以外の他者がやっても同じ成果が出る保証)がないとダメなんです。テストの答案も自分だけがわかる独りよがりのものはダメで、他の人が見て理解できて再現できるものでないといけないのです。(甲斐田氏談)」
何だか、よく聞くフレーズですね。
これから本格的に受験に立ち向かうことになる生徒の(先輩方が仰っている以上、)皆さんにも求められることではないでしょうか。
明日はいよいよ班別自主研修日。楽しみですね!