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GLOBALⅠの授業で、岡山大学グローバル・パートナーズ講師 佐々木 幸喜氏から講義を受けました。

 9月23日(金)、岡山大学グローバル・パートナーズ 講師 佐々木 幸喜氏をお招きして、第3回SGH講演会を開催し、「課題研究の方法とその留意点」という演題でご講演いただきました。10月後半から、課題研究「GLOBALⅠ」に取り組む1年次生のために、具体的な話を、スライドを使って講義していただきました。

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 講演の主な内容は「1 課題研究とは?」「2 課題研究の流れ」「3 課題研究を成功させる6つの心得」の3つで、

 まず「1 課題研究とは?」では、課題研究に取り組む方法を具体的に説明していただきました。この説明から生徒は、課題研究とは、ある事象について問いを立て、様々な事実や意見を集めたり、検討したりして、事実を明らかにすることであると学習しました。

 また、「2 課題研究の流れ」の説明を受け、研究の主な流れは、「テーマの決定」「情報収集」「問いの設定」「情報収集」「アウトラインの設定」「書く」ことであることを学習しました。さらに、その流れの中で、情報収集を効率よく行うことや、読むことや考えること、書くことに時間をかけることの大切さを理解しました。

 最後に、「3 課題研究を成功させる6つの心得」では、

  ① テーマは漠然としていても良い

  ② 情報は複数の情報を確認・集約する

  ③ 問いは疑問文で書き、焦点をしぼる

  ④ 根拠としては、事実と意見を区別する

  ⑤ 文章を書くときは、情報をはっきりさせ、理由を確かなものにする

  ⑥ プレゼンは練習でうまくなる

が課題研究を進めていく上でのポイントとなることを学習しました。

 講義中には、生徒に質問をされたり、より身近なものに例えられたりして、1年次生にもわかりやすく説明をしていただきました。講演後に、代表の生徒が「課題研究に取り組むにあたって大切なことを、わかりやすく説明していただき、ありがとうございました。今日、学習したことを活用しながら、10月からはじまる課題研究に挑戦します。」とお礼と決意を述べました。

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