秋の読書週間が始まりました。そこで、11月10日(木)に、城東図書館でも、本の楽しさを味わおうと読書会をしました。
今回は、班で1つの作品を読んで、興味をもった点、面白かった表現などを話題にワイワイ。題材は、夏目漱石『吾輩は猫である』や堀辰雄『風立ちぬ』、芥川龍之介『蜜柑』など、作品名は知っていても、読んだことがないかもという作品です。
『我が輩は猫である』を読んだ班では、「名前はまだない」猫に名前をつけたり、まだ読んでいない結末を想像したり。「食い意地の張っている猫のことだから、チョコレートを食べてしまって、中毒症状に苦しむのでは」なんていう発言に、皆大笑い。同じ作品を読んだ直後ですから、話題は、どんどん広がっていきます。つい読みたくなって、こっそり最後を読みたくなった班員も。
各班が全員に各作品のおもしろさを紹介して、会は終了しました。終了後、読まなかった作品を借りる参加者もいて、読書会は大成功でした。
ちなみに、今回のタイトル「読めエ」は、城東図書館のキャラクター「読メエ~くん」の決めぜりふです。「読メエ~くん」は、今年行われた高校図書館キャラクター総選挙で人気No.1に輝きました。