岡山城東高校の日々をつづります
岡山城東な日々

2017年度 SGH全国高校生フォーラム

11月25日(土)にSGH全国高校生フォーラムがパシフィコ横浜にて開催されました。

本校の生徒2名が代表で英語でのポスター発表に挑みました!
「私たちの学び。高校生からの発信!」
全国の学校ではどのような取り組みが行われているのでしょうか?わくわくしてきました。

午前中は、京都大学大学院総合生存学館教授の河合江里子先生の基調講演がありました。日本の高校卒業後、ハーバード大学で学士、フランスのINSEAD(欧州経営大学院)でMBA(経営学修士)を取得され、ヨーロッパで経営コンサルタントやファンドマネージャー、国際公務員として働かれていました。まさにグローバルな活躍です。「グローバル人材として世界に飛び立つためには」と題して、ご自分の経験からグローバル人材として必要な資質・能力について、また、これから高校生がどのようにそれらを身につけていくべきかを話してくださいました。

午後は、いよいよポスター発表です。全国133校のSGH指定校・アソシエイト校のポスターが会場にずらりと並んでいます。たくさんの人が集まって、それぞれのポスター発表を聞いています。

本校代表の二人のポスター(下左)。LGBT(性的マイノリティー)の生徒が学校で様々な困難を抱えていることを知り、彼らが過ごしやすい学校を作るために自分たちは何ができるかを研究してきました。緊張しているようでしたが、その成果を堂々と英語で発表することができました(下右)。英語の質疑応答にも、格闘しながら(大事なところは日本語も交えて)答えることができました。

本校生徒は、他の学校のポスターや発表を見て、たくさんの刺激を受けたようです。テーマも地域に根差したものから、国際貢献やビジネスモデル提案など様々。英語を理解するのは難しかったけれど、たくさんのことを吸収することができました。

発表の後には、学生交流の時間が設けられており、お茶を飲んだりお菓子を食べたりしながら、全国の高校生とネットワーク作りができたようです。(残念ながら教員は部屋に入れませんでしたので、写真がありません・・・)

その後、SGH指定校代表生徒6名による英語でのオープンディスカッションを聞きました。壇上で巧みに英語を操る高校生にただただ圧倒されました。選挙権が18歳に下げられたこと、制服の是非、高校における英語の授業など、様々なトピックについて1時間ほどディスカッションが行われました。色々な意見・考えが聞けて、生徒自身の視野も広がったようです。

最後に、ポスターセッション優秀校4校による壇上でのプレゼンテーションがありました。内容・プレゼンの仕方・ポスターのまとめ方すべて、優秀校にふさわしいものでした。本校の生徒もたくさん得るものがあったのではないでしょうか。

今回は、残念ながら賞を取るには至りませんでしたが、とても貴重な経験ができた、刺激的な大会でした。この経験をほかの生徒にも伝えつつ、さらに課題研究を深め、グローバル人材に必要なスキルを身につけていってほしいと思います。

最後に、サポートしてくださった先生方・保護者の皆様、課題研究にご協力くださった皆様、ありがとうございました。

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