岡山城東高校の日々をつづります
岡山城東な日々

人文社会学類 2年次生「国際理解」校外研修

3月16日(金)に校外研修で,オリエント美術館・旧岡山藩学・カトリック岡山教会に行ってきました。「イスラム教について学ぶ」をテーマにした、最初の研修場所のオリエント美術館では、学芸員の須藤先生から関連する展示品を解説していただきました。解説ではイスラム教誕生までのオリエントの歴史の部分で、ユダヤ教・キリスト教についても詳しくふれていただき、イスラム教の特徴についてより深く学ぶことができました。


次に岡山藩主池田光政が寛文9年(1669)に藩士の子弟教育のために創設した学校(「藩学」)跡(?池周辺のみが残る)を見学しました。朝からの雨も上がり、つかの間ではありましたが、のどかな遠足気分を味わうことができました。


最後に、「キリスト教について学ぶ」をテーマにして、カトリック岡山教会を訪れました。聖堂内では、3人の神父さんから話を伺いました。まず主任司祭の瀧井神父からキリスト教の特徴や聖堂内の構造の解説、岡山出身の殉教者(聖ディエゴ喜斎)の話を伺いました。2人目はベトナム人のロイ神父から、3人目はフィリピン人のジョン神父からそれぞれの国の歴史・文化や日本との違い等について話を伺いました。
特に3人目のジョン神父は、英語で話されたので英語の勉強にもなりました・・!


今回の校外学習のテーマは「イスラム教・キリスト教について学ぶ」でした。イスラム教に関連する芸術作品を実際に見ながら解説を聞いたり、キリスト教の聖堂を実際に訪れて話を聞いたりしたことは、2つの宗教を学ぶ上で貴重な体験となりました。

カテゴリー: 学校行事 パーマリンク