岡山城東高校の日々をつづります
岡山城東な日々

歯科保健指導を実施しています!(保健室より)

3年次の一部の生徒を対象に、保健室にて歯科保健指導を実施しています。

今日も、何人かの生徒と一緒に歯について勉強しました。

まず、5月に受けた定期歯科健康診断の結果を見ながら、指摘されていた初期むし歯の疑いがある歯を確認しました。手鏡と歯鏡を駆使しながら真剣にチェック。

生徒:「健康診断でCOって書いてある歯、他の歯と違ってちょっと白っぽくなっているけど、穴があいたりはしていないなぁ。」

養護教諭:「ちょっと白っぽいのが、初期むし歯だよ。白く濁っていたり、奥歯の溝に茶色っぽく色がついている歯は、そのまま放置しておくとむし歯になる可能性があるよ。」

生徒:「僕、COが3本ある!CO要相談って書かれているけど?」

養護教諭:「CO要相談は、COが何本もあったり、学校の検診だけではわからないから、歯医者さんで検査してもらって欲しいってことだよ。」

生徒:「え~、僕、高校に入ってから一度も受診したことないよ。だって、むし歯なかったもん。」

養護教諭:「今まで、よい歯で過ごせていたのね。素晴らしい!でも、これからは最低1年に1回は歯医者さんで、プロのケアを受けて欲しいな。高校卒業したら歯科検診はないからね。」

と楽しく会話しながら、むし歯の成り立ちや、どうすればむし歯を予防できるか勉強しました。

「お菓子は食べないけど、炭酸ジュースは大好きで、毎日飲んでいる。」

「フロスは小学生頃までは使っていたけど、どんどん忙しくなって、面倒くさくて今は使ってない。」等の声が聞かれました。

高校生になると、忙しさで歯みがきを忘れたり、今までよりも自由にお菓子やジュースを購入し摂取できるので、口の中が酸性になる時間が長くなり、むし歯になりやすくなります。「高校生になって、むし歯ができた」という人がいたら、生活習慣も見直してみてください。

最後に、いつもどのくらいの力で歯みがきをしているか、実際に計測してみました。

だいたい150~200gの軽い力で、ちょこちょこと細かくみがくのがよいとされています。案外、強い力で、ゴシゴシ歯みがきをしている人がいるかもしれませんね?

よく言われることですが、「磨いている=磨けている」ではありません。正しいブラッシングをマスターすることも大切です。

治療指示が出ているけど、まだ受診が出来ていない人、頑張って時間を作り、受診してくださいね。早いほど、治療時間も、費用も少なく済みます。歯は一生使いますよ。大切にケアしていきましょう。

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