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学類研修報告(理数学類マレーシアコース)

令和元年度第32期生学類研修(理数学類マレーシアコース)の報告です。

6月18日(火曜日)早朝5時40分に岡山駅西口に集合した我々は、陸路JRを乗り継いで関西国際空港へ。

9時55分発の飛行機で空路マレーシアの首都クアラルンプールに向かいました。

移動日の初日、15時55分クアラルンプール国際空港に到着後、バスで市内の夕食会場へ。

マレーシアの鍋料理スチームボートに舌鼓を打ち、明日からの研修に向けて英気を養いつつ、宿泊先のホテルに入りました。

    

第2日目、いよいよ本格的に研修開始です。

クアラルンプール市内を抜けて、先ずは独立広場を散策。

世界一の高さを誇る100mの掲揚塔にマレーシア国旗がはためいている姿は圧巻でした。

友達同士でたくさん写真を撮って思い出に残しました。

  

続いて、マレーシア政府が運営する起業家のスタートアップを支援する機関であるMaGIC(The Malaysian Global Innovation & Creativity Centre)社へ。

ベンチャー企業向けに無料WiFiや業務スペースを利用できる環境を完備。セミナーやマッチングイベントにも参加できるようになっています。

生徒はMaGIC社の概要説明を(もちろん)英語で聞き、MaGIC社から起業した人が開発したスマートフォンで3D映像が楽しめるポータブルキットを製作してVR市場の拡大の早さや技術開発の可能性を実感していました。

  

午後は、岡山県高梁市に本社を持つ住友電工焼結合金(株)の海外拠点の一つで、マレーシア初の焼結製品工場として進出したSumitomo Electric Sintered Componentsへ。

地元岡山の企業がマレーシアで活躍している様子を間近に見られる絶好の機会でした。

現地のスタッフへの生徒からの質問がたくさん出て交流が深まりました。

第3日目、待ちに待ったB&Sプログラム。

現地学生とともに班別にクアラルンプール市内観光です。

日頃の英語の成果を発揮して積極的にコミュニケーションをとっている様子が印象的でした。

お互い仲良くなっていろいろな観光スポットを楽しんできたようです。

次に、イスラム美術館と国立モスクを見学。

イスラム美術館は展示内容の豊富さに圧倒され、見学時間がもっとほしいと望む生徒がたくさんいました。

国立モスクは入場の際に肌の露出を極力控えたドレスコードが設定されていたことが宗教の厳格さを実感させました。

  

夕方には、マレーシアの東大ともいわれるマラヤ大学の予備教育部日本留学特別コース(AAJ)の学生との交流を楽しみました。

日本の国立大学工学部への留学を前提に学習している学生との交流を通して、異文化理解とこれからの二国間交流の架け橋となるべく絆を深めました。

現地学生の名前の音に漢字を当ててネーミングを考えたものを手土産に、自国の文化紹介や相手国の文化に対して質問するなどしました。

  

学類研修最終日、SMK USJ Section12高校を訪問、交流を楽しみました。

歓迎行事では、双方の挨拶に続いて記念品の贈呈。学校間でも行いつつ、生徒同士でもお土産の交換を行い感謝の気持ちを伝えました。

続いて、バディーとともに多くのアトラクションを交互に体験して親睦を深めました。現地生徒のもてなしにたくさんの笑顔がこぼれていました。

最後に一緒にランチを食べて別れを惜しみました。

  

  

  

  

研修の最後は、マングローブ学習とリバークルーズ。

ボートに分乗して現地のガイドさんの説明を受けながら広大なマングローブの生態を観察しました。

鳥に猿にマッドスキッパー(ムツゴロウの一種)・・・豊富な自然がそこにはありました。

あっという間の3泊5日に生徒は予想に違わぬ「帰りたくな~い」の大連呼でした。

生徒はこの研修を通して、日常的に英語での会話を積極的に交わし、現地の人とコミュニケーションをとることによってグローバルな世界に生きる実感を持つことができたことでしょう。

将来に向けて多角的な視野で物事を捉え、多くの事を吸収して新たな自分を発見できるようになってほしいと思います。

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