11月9日(火)、本校体育館で創立記念式典及び創立記念行事の芸術鑑賞会が実施されました。密を避けるため、午前と午後の二回に分けての実施となりました。
創立記念式典では、校長先生から創立にまつわるお話や、創立より引き継がれている“城東の自由”についての自覚を持つようにというお話がありました。
続いて図書委員の司会進行で芸術鑑賞が行われました。
今年度は、昨年度から延期になっていた劇団影法師による大型人形劇『三國志』が上演されました。
人形美術家川本喜八郎さん創作の大型人形は表情豊かで迫力があり、人形であることを忘れ一気に三國志の世界に引き込まれていきました。「三顧の礼」から「赤壁の戦い」までの壮大なストーリーがジェームス三木の脚本で甦り、プロジェクターや講談師の解説により、まだ三國志を読んでいない生徒にも分かりやすく楽しむことができました。
上演の後のワークショップでは人形遣いの方々がそれぞれの人形の特徴と操り方をレクチャーして下さいました。
本校からも6人の生徒が人形の操作を体験しました。
写真は馬に乗っている趙雲を操っている様子です。人形の身丈は1.2m、重さ5㎏。馬となるともっと重く、体験した生徒は口々に、想像以上に重く人形遣いの方の大変さと技術のすごさを実感したと語っていました。
最後に代表生徒がお礼のことばを述べ、花束を贈呈し、拍手喝采のうちに芸術鑑賞は終了しました。生徒はとても真剣に、また楽しく鑑賞していました。この演劇をきっかけに中国史や漢文にも興味が高まったとの感想も多くありました。
劇団影法師のみなさん、素敵な上演を本当にありがとうございました。
代表で挨拶をした生徒会長と副会長、司会をした図書委員の生徒で記念撮影をしました。