11月15日(金)、16日(土)の2日にかけて、合宿の形で後期リーダー研修を開催しました。
生徒会執行部が企画と運営を行い、1・2年次の室長・委員長・翠緑祭実行委員・有志が集ってリーダーとしての能力の研鑽、また情報の交換を行います。開講式では校長先生より、「リーダーとして信頼される人間になってほしい」と参加者にコメントがありました。続いて生徒会長からは、「つながりの大切さに気付き、プライドをもって城東の繁栄を形にしよう」と呼びかけの言葉がありました。1年次生は初参加の生徒もいましたが、グループでの協議にも積極的に参加しました。
1日目の執行部討議のテーマは「岡山城東高校のキャッチコピーを考える」。これは、「地域に愛される学校にしたい」という生徒会副会長の意向があってのテーマでした。城東生全員が共有でき、かつ城東のすばらしさが伝わるキャッチコピーを作るという試みです。今後、ここでの討議で出されたアイデアや意見を全クラスに持ち帰ってクラス討議を行い、キャッチコピーを決定します。
2日目はディベートからスタートしました。学校や時事問題などを論題として、肯定側、否定側、審判に分かれて議論しました。客観的に論の可否を裁定して講評を行う審判役は特に難しく、生徒たちは苦労していました。しかし、こうした活動を通して、客観的意見の構築力や、コミュニケーションの重要性を改めて感じることができた、という感想が多く聞かれました。
閉講式では毎年2回行われている「リーダー研修」について、改めて振り返りました。教頭先生より「今回の体験をもとにあらゆる他者を価値のある存在として尊重することができる人になってほしい」と、全員に激励の言葉があり、生徒たちは身を引き締めていました。1泊2日の活動で、生徒の自主自立の意識は一層高まりました。