岡山城東高校サッカー部では、データに基づいた科学的なアプローチを取り入れ、チームの強化を図っています。この度、専門家を招いた講習会の実施と、その成果を外部の研究会で発表しましたのでご報告いたします。
①プロの分析技術を学ぶ「サッカー部分析講習会」
岡山理科大学経営学部経営学科の久永啓准教授をお招きし、分析講習会を開催しました。 久永氏は、サンフレッチェ広島在籍時に、現日本代表の森保一監督のもとで分析官を務められた経歴を持つ、データ分析のスペシャリストです。1月26日(月)・2月9日(月)・10日(火)の3日間にわたり、本校にて実施されました。令和4年から続くこの取り組みも、今年で4回目を迎えました。


②研究発表「岡山スポーツアナリティクス研究会」への参加
講習会で得た知識を活かし、2月22日(日)に川崎医療福祉大学で開催された「岡山スポーツアナリティクス研究会」にてポスター発表を行いました。研究テーマは、「限られた練習時間で試合パフォーマンスを最大化するためのデータ分析」です。蓄積されたGPSデータを活用し、以下の仮説を立てて検証を行いました。
【仮説】 :「考査(試験)明けの試合やトレーニングでも、通常の活動時と比較して運動強度が落ちていないのではないか?」
データを用いた分析の結果、「考査期間中も強度の高いトレーニングが継続できており、考査明けでもコンディションを維持できている」という事実をデータで裏付けました。
今回の活動を通じて、生徒たちは感覚や勘だけに頼るのではなく、客観的なデータを用いて現状を把握し、課題を解決する重要性を学びました。この経験はスポーツの現場のみならず、ビジネスなどの実社会の現場でも活かすことができ、今後も効率的かつ効果的なトレーニングを追求していきます。



