岡山城東高校の日々をつづります
岡山城東な日々

性教育・人権教育講演会を実施しました。

11月28日(火)、7校時目に全校生徒対象の性教育・人権教育講演会を行いました。

就実大学人文科学部の筒井愛知(よしとも)先生をお招きして、「人生の主役は自分だ~男らしさ、女らしさ、より『自分らしさ』!!~」という演題でご講演いただきました。

筒井先生は大学の他に、高校でも物理とダンスを教えられたり、岡山県の人権教育推進委員会やいじめ問題対策専門委員会の委員をされたりと、さまざまな所でご活躍の先生です。

この日の講演は、先生のキレキレのダンスパフォーマンスから始まりました(さすが!ダンスの先生)。

人を理解することは難しいが、理解できなくても「受け入れる」、「共感する」、「寛容」になることが大切であり、自分の「常識」は、時に「暴力」にもなり、相手を傷つけてしまう危険があることを教えていただきました。

また先生は、直接関わってこられた性同一性障害の方の話や、同性カップルの話、LGBTとSOGI、その他のセクシュアリティについて、当事者の声を具体例を交えてお話しくださいました。当事者と向き合うということは、理解しがたい他者をどう受け入れるかであり、それは誰もが「自分の人生の当事者」であることを意味すると気づかされました。

生徒達はこれから「広い想像力」と「コミュニケーション力」で、自分らしく輝かしい人生を歩んでいってくれるものと期待しています。

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