《講師のプロフィール》
朝日新聞社の福島総局長を経て、現在は東京本社にて東日本大震災復興取材本部長として活躍中。
また、早稲田大学大学院ジャーナリズムコース非常勤講師を勤める。
51歳。
「あの時何が起きたのか?」
燃えている街、悲しみに暮れる被災者・・・それらの写真を見て、改めて被害の大きさに愕然としました。その中で、メディアは少しでも多くの情報を正確に伝えようとされたそう。
「必ず伝える!」と叫びながら、自転車を九時間もこぎ続けて、やっと支局に情報を送ったという、ある記者のエピソードから、記者魂が伝わってきました。
では、これから私たちがしなければならないことは?
ひとつは防災意識を持つこと、そしてこのことを忘れないこと。
そのためには一度は被災地に行って欲しいということです。
質問タイムでは、「これから、このことを伝えたいと思うけど、僕は話し下手。上手に伝えるコツは?」という質問が。
矢崎さんの答えは、「話すだけでなく、伝える方法はいろいろ。まずはブログなどでもいい。」そのためには、記録をしっかり残しておくことが大切だそうです。
生徒会長も、「つらいことだけれども、これからは目を背けず向き合っていく決心をした」とお礼を述べていました。
(祝 初執筆 図書文化課U)