平成29年2月8日(水)に課題研究GLOBALⅠ 及び GLOBALⅡに取り組んできた本校1・2年次生が研究成果を発表する課題研究発表会を本校で実施しました。この会には、本校生徒だけでなく、大学や高校・中学校の先生、保護者の方など、66名の方にも参加いただきました。
午前中に行われたステージ発表では、GLOBALⅡ(研究テーマ:経済・産業、国際貢献、環境・安全、教育・文化)の代表8グループと、岡山県立岡山操山高等学校の代表1グループの計9グループがプレゼンテーションソフトによる研究発表を行いました。発表に対する質疑応答の時間を8分とっていましたが、どの発表についても多くの生徒から質問が出され時間切れになるほどで、活発な議論がなされました。
午後は、普通教室や特別教室に分かれて、午前中に発表しなかった1年次生・2年次生の計51グループがプレゼンテーションソフトによる研究発表を行い、また1年次生18グループと岡山県立岡山操山高等学校の代表2グループがポスターセッションの形式で研究成果を発表しました。午後の発表も午前中と同様に多くの質問が出され、どの会場でも活発な議論が行われていました。
閉会行事では、3年次生の田中さんが3年間の研究を振り返り、GLOBALを学んだことで、自分の進路が見えてくるなど、大きな成果があったことを発表しました。また、2年次の本倉さんは、1年間の研究を振り返り、「研究の成果も重要だが、仲間と議論し、研究する過程が大切だと感じた。」と発表し、また、1年次生の守屋さんは「先輩の堂々とした発表を見て、あこがれた。来年度は自分達も同じような発表をしたい。」と決意を表しました。
最後に、岡山大学の稲森岳央准教授からは「様々なデータを集め、0から組み立てて研究をする。大変ではあるが、意義があることである。多くの時間を使うのだから人のためになる研究をしてほしい。」と、岡山県教育庁の田野指導主事からは「グローバル社会では英語を使って伝えていく機会も多くなる。研究発表も英語を使い、相手が理解しやすいよう、自分の言葉で話してほしい。」という指導講評をいただきました。