岡山城東高校の日々をつづります
岡山城東な日々

国際教養学類・音楽学類研修 第3日 ~学校交流~

研修3日目は、いよいよ國立基隆高級中學との学校交流です。バスで、ホテルから1時間弱かけて、國立基隆高級中學に向かいました。國立基隆高級中學は、普通クラスに加えて、体育、音楽、芸術の3クラスを有する城東高校と似た特色ある学校です。セレモニーの進行の一部を務めた國立基隆高級中學の生徒は、台湾語、英語、日本語を駆使し、セレモニーを進めてくれましたが、その中で、熱烈という言葉を頻繁に使っていました。今回の学校交流は、まさに最初から最後まで熱烈なものでした。

まず、バスが校門をくぐると、城東高校の名前の入った横断幕を持って、大勢の生徒、教職員の方が出迎えてくださいました。そのまま、全員で写真撮影を行い、セレモニーに移っていきました。まずは、中正記念堂にいる衛兵のコスチュームをまとった國立基隆高級中學の一糸乱れぬマーチングからセレモニーがスタートし、校長先生、PTA会長、代表生徒から歓迎のあいさつをいただきました。本校からも、宮武教頭、代表生徒が英語であいさつを行いました。記念品交換では、縁起が良いとされる亀の工芸品と校旗のミニチュアを頂きました。本校からは、備中神楽のお面を贈呈しました。

 

セレモニーが終了すると、本日のパートナーとなる生徒とペアになって、国際教養学類、音楽学類それぞれの活動が行われる会場に移動しました。国際教養学類の生徒は、パートナーと一緒に、「米雕」という伝統的な工芸品のライオンのお面を作りました。これは、城東生に台湾の文化を体験してもらおうと、今回の学校交流のためだけに企画してくださったものです。講師として、著名な芸術家である謝源張氏を迎えてくださっていました。生徒たちは、パートナーとともに思い思いの作品を作りながら、台湾の文化を体験していました。

 

再び、ホールに戻り、音楽学類とともに、校歌を披露しました。途中で、英語バージョンも披露しました。國立基隆高級中學の生徒たちは、合唱、RAP、HIP-HOPダンスを披露してくれました。合唱では、國立基隆高級中學の校歌を披露してくださいました。國立基隆高級中學は、長い歴史を持ち、校歌に日本語のものと中国語のものがあります。その両方を披露してくださり、城東の生徒たちは歴史を感じたことと思います。

 

その後、会場はそのまま、昼食会場となりました。ビュッフェスタイルで、現地の食材をふんだんに使用した中華料理をふるまってくださいました。國立基隆高級中學の生徒と食事を共にし、楽しいひと時を過ごしました。

午後、国際教養学類は、4組、5組が分かれて、それぞれの会場で、日本、岡山、城東高校の3つのテーマについて、英語でプレゼンを行いました。その後、プレゼンの内容をもとに、パートナーと談笑したり、写真撮影をしたり、プレゼント交換をしたりして、残り僅かとなった交流の時間を楽しみました。

最後に、セレモニーを行った会場に再集合し、学校交流の時間は終了となりました。大勢の生徒で花道を作り、見送ってくださいました。校舎からも、多くの生徒、教職員の方々が手を振ってくださっていました。今回の國立基隆高級中學の生徒、教職員の方々の熱烈な気持ち、おもてなしに心から感謝いたします。

 

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