校長挨拶
岡山県立岡山城東高等学校のホームページにアクセスしていただき、誠にありがとうございます。
・本校は、1987年(昭和62年)に開校した、全県を学区とする新しいタイプの高等学校です。普通科の中に学類をもつ単位制で、2年次より人文社会、理数、国際教養、音楽の四つの学類に分かれて、多様な科目の中から自由に選択し、大学進学に必要な学習に加え、それぞれの専門性を深める学習をしています。
・校訓の「進取・協同」を実現すべく、新しいことに積極的に挑戦し、自主的・自律的に行動していく態度や、学園の一員として連帯し、互いの立場を考え、協力して助け合う態度を養うことを教育目標としています。美しい音楽に包まれた学園では、自治意識の高い生徒会を中心に、全校生徒が学習や課外活動に意欲的に取り組み、強い責任感のもと「城東の自由」を追求しています。
・本校は2014年からの5年間、文部科学省からスーパーグローバルハイスクール(SGH)の指定を受け、グローバル人材の育成に取り組んできました。開校以来の海外文化体験研修や海外での学類研修に加え、海外の人々とのオンライン交流など、生徒の視野やフィールドを世界に広げてきました。さらに2019年から3年間、文部科学省の事業である「地域との協働による高等学校教育改革推進事業(グローカル型)」の指定を受け、「ステージは『世界』だ!~岡山発グローバルリーダーの育成~」というテーマで研究実践を進めてきました。その成果を踏まえて、2022年からは、岡山県教育委員会の事業「グローバルリーダー育成拠点構築事業」の指定を受け、取組をさらに進化発展させているところです。
・生徒たちは、課題解決に向けた研究にグループで取り組み、その活動を通して高いレベルのコミュニケーション力やプレゼンテーション力、創造的・批判的思考力などグローバルリーダーに必要な様々な能力を身に付けます。私たち教職員は、そのような生徒一人ひとりの個性や能力を最大限伸ばすべく、力を合わせて教育活動に取り組んでまいります。どうか意欲あふれる生徒たちの主体的な学びを、一層御支援くださいますよう、よろしくお願いいたします。
校長 田村 繁樹