4月30日(金)春の中庭コンサートの取りを飾るのは、3年次音楽学類です。晴天の下、新緑とサツキが美しい中庭でコンサートが開かれました。在校生は1階から3階の廊下に分散して、美しい歌声に大きな拍手を送りました。コンサートの最後は、本校の卒業生、藤井風さんの「旅路」。心にしみる歌詞と美しいメロディーに、静かに耳を傾けていた生徒の姿が、大変印象的でした。
前期生徒会役員選挙
4月27日(火)前期生徒会役員選挙が行われました。今回は、生徒会長1名、生徒会副会長2名が立候補しました。候補者演説と応援演説はリモートで各クラスに配信され、演説の後、信任投票となりました。それぞれの立候補者は、初めてのリモートでの演説を堂々と行いました。コロナ禍に負けず、城東高校を盛り上げていくためのアイデアを提案するなど、意欲溢れた頼もしい演説でした。
新たな1年のスタート 令和3年度入学式・始業式
城東高校に新たな生徒たちが加わりました。
晴天の下、第35期生の入学式が挙行されました。
新入生としての気持ちも新たに城東高校生としての第一歩を踏み出しました。
どんな〝JOTO life〟が待ち構えているのか楽しみですね。
全年次生徒が揃った午後には始業式が行われ、前川隆弘校長は「コロナ禍が続く中でも、城東高校生としてのプライドとともに高い意識を持って今まで以上の学校生活を創り出していこう」とエールを送りました。1年次生は始業式に続いて体育館で生徒会入会式と新入生歓迎会に参加し、先輩からの歓迎を受けました。
初めまして、そしてさようなら 新任式・転退任式
4月7日(水)新任式と転退任式が行われました。令和3年度16名の先生が転退任され、新たに14名の先生をお迎えしました。今年の式はオンラインで行われ、新2、3年次のクラスに配信されました。お世話になった先生の情熱溢れる話に、生徒も職員も胸が熱くなりました。本当にお世話になりました。新任の先生方には、生徒たちは興味津々です。明日からの授業を楽しみにしています。
新入生登校日 初めての城東高校校歌
4月7日(水)入学式を明日に控えて、新入生が登校しました。スマートフォンが校内で使用できるようになった経緯や、城東の自由についての話を聞き、その後、合唱部の先輩のサポートを受けながら校歌練習をしました。時計台下の花壇では、テニス部が植えたチューリップがちょうど満開。35期生の入学を待っています。
最後に残るのは誰? 数学×古典 特別授業
3月26日(金)1年次の春期補習の数学の授業では、江戸時代の数学者、吉田光由著『塵劫記』より、「まゝ子だての事」を取り上げ、「整数」の問題を考えました。「1から番号順にカードを右回りに並べ、1枚おきにカードを除いていくと、最後に残るのは何番?」カード6枚の場合からスタートして、2021枚の場合について考えました。カードを実際に並べる活動を通して、法則性を発見。さらに議論をしながら答えを導き出しました。具体から抽象への考察と数式による論理的な説明に、数学の楽しさを実感しました。1年次の数学ではまだ難しい「まゝ子だての事」の問題の数式に挑戦する生徒もおり、頼もしいかぎりでした。
33期音楽学類 2年次最後のコンサート
3月24日(水)の放課後、33期音楽学類の年度末発表会が行われました。
2年次最後の舞台に立ち、生徒全員が一年間の練習の成果を披露しました。
ヴァイオリン独奏「ヴァイオリン協奏曲第3番K.216ト長調」モーツァルト
アルトサックス独奏「プロヴァンスの風景 Ⅰ若い娘のファランドール」モーリス
ソプラノ独唱「Vaga luna,che inargenti(優雅な月よ)」ベッリーニ
ピアノ独奏「スケルツォ第1番Op.20ロ短調」ショパン
エレクトーン独奏「海の見える町~サンバVer.~」久石譲作曲 倉沢大樹編曲
担任から「来年度は受験生、音楽で自分の未来を切り開いていくために、今後も自分たちの音楽を磨いていってほしい」とエールが送られました。
WWL・SGH×探究甲子園
3月21日(日) セミナー教室で「WWL・SGH×探究甲子園」に2年次生GlobalScienceの数学班4名がZoomを使ってオンラインで参加しました。
参加40校が4グループに分かれて午前中5班、午後5班の発表がありました。本校は午後の4番目に「打倒!COVID-19!!」というタイトルで発表を行いました。
参加した生徒からは、「いろいろな学校が、海外の学校や地域の方々と協力して様々なプロジェクトを企画して実施していることに感銘を受けた。自分たちも、もっと地域との協力を模索したい。」という感想が聞けました。
モチベーションUP!合格ほやほやガイダンス
3月22日(月) 今春の大学受験で、合格を勝ち取った32期生の先輩を講師に招いて、「合格ほやほやガイダンス」が行われました。6人の先輩が、受験を終えて思うことを後輩たちに向けて、自分の言葉で語りました。予習や復習の徹底、志望校の研究、直しノートの効果、1点をもぎ取る強い気持ちなど、経験者ならではの実感のこもった話ばかりでした。揺らがぬ信念で受験を乗り越えた先輩たちの話を聞いて、2年次生からは、「俄然、モチベーションが高まった。」「自分もそろそろ始めなければいけないと思った。」などの、感想が聞かれました。
令和2年度卒業式が挙行されました
城東高校第32期生の学び舎からの旅立ちです。コロナ禍対策で今年度も在校生は参加できませんでしたが、心配されていた天候も卒業生の前途を祝福するかのように晴れ渡りました。
式辞では校長が「皆さんには、『グローバルな視点を持ちながら地域に根差し地域社会を支える人材』『郷土岡山や日本への貢献意識を持ちながら、国際社会で活躍する人材』になっていただきたい。」と門出を祝いました。
送辞では在校生代表が「翠緑祭では模擬店が中止になりましたが、三年生の先輩方はユーモアあふれるビデオを作成され、その中に熱いメッセージを盛り込んでいらっしゃいました。翠緑祭の終わりに、例年と変わらない熱量を感じることが出来たのは、このような大きな変化にも柔軟に対応され、常に前を向いて例年とは異なる楽しさを追い求め、工夫されていた先輩方のおかげです。」とこれまでの感謝を伝えました。
答辞では卒業生代表が「コロナ禍は、つながりたくてもつながれない、そんな状況を私たちに突きつけました。そんな時心に浮かんだ言葉は、32期生のスローガン、『つながろう!積み重ねよう!つなげよう!』です。城東高校での三年間を駆け抜けて思うことは、このスローガンが『人間らしい暖かいつながりを大切にする。考え続ける努力をする。そして、意思をもって行動する。』という、メッセージであったということです。予測不可能な事態が次々と現れる現代社会に生きる私たちはこの言葉を心に刻もうと思います。」と未来への飛躍を誓いました。
卒業生の誇らしげな表情から3年間の成長が感じられました。卒業式を終えた午後、別れを惜しむかのように涙雨が地を濡らしていました。