岡山城東高校の日々をつづります
岡山城東な日々

第28回定期演奏会を行いました。

12月25日(日)クリスマスの日、岡山シンフォニーホールで第28回定期演奏会を行いました。創立30周年を迎えた今年の演奏会も、たくさんの方が来てくださいました。

演奏会の様子です。写真は音楽学類のソロ演奏と、吹奏・管弦・合唱部第2回公演の様子です。

まず、3年次音楽学類の演奏の様子から。
ピアノ、声楽の他に、オーボエ、クラリネット、ヴァイオリン、器楽アンサンブル、声楽アンサンブルなど、色々な演奏がありました。
卒業発表でもあるこのステージは、高校3年間の集大成です。
どの生徒も、緊張のせいか頬も少し紅潮しているように見えました。

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音楽系の3つの部は第1回公演13:30~と第2回公演18:30~の2回、演奏しました。吹奏楽部の演奏からスタートです。

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今年の吹奏楽部は「Back to the Future」 や、現3年次の生徒が作曲したコンサートマーチ「オーシャンブルー」、そして今年輝いていたものをテーマにしたオリジナルメドレー「Brillante」などを演奏しました。
途中からスパンコールの色とりどりの衣装に着替えたり、今年の人気キャラクターも登場して、とても華やかでした。部員たちから顧問の先生へのお祝いも込められた、温かいステージでした。

次は管弦楽部です。

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今年の定期演奏会では、第1回から27回までタクトを振り続けた三宅先生から、河本先生に指揮者が交代しました。
ここ何年も管弦楽部の演奏では、ラデツキー行進曲の手拍子の時にいつもステージを盛り上げていた先生なので、ご存知の方もあったと思います。
「セントポール組曲」や「そりすべり」などを演奏し、クリスマスにふさわしく部員たちがサンタの帽子やトナカイの角をつけて、きれいな音色を届けてくれました。

最後は合唱部です。

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今年のテーマは「THE FOUR SEASONS」。 フレッシュで落ち着きもあるステージで、歌詞とダンスをこれだけ覚えて皆でそろえるまでに、たくさん練習したのだろうと感じました。
部員たちですごく考えて選んだというパステルカラーの衣装も、ろうそくのように揺れる灯りも、ステージに映えてすてきでした。
歌が心に染み入る気がして、楽しくおだやかな時間になりました。

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ステージに出演した3年次音楽学類と音楽系の3つの部のメンバー全員が揃ったフィナーレです。
来てくださった皆様、色々なところで支えてくださった皆様、本当にありがとうございました。

2016年もあとわずかとなりました。どうぞ良い年をお迎えください。

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第2学期終業式が行われました。

充実した2学期もあっという間に過ぎて

12月22日(木曜日)午後に終業式が体育館で行われました。

校長から、城東生のあるべき姿として

「皆さんには、本校にしかない機会をしっかり活用して、スケール大きく成長してもらいたいと考えています。

一人ひとりの人間性を高め、品位ある誇り高い高校生活を過ごすことを期待しています。」

とお話がありました。

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続いて表彰伝達が行われました。

今回も多くの部や生徒が表彰されました。

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そして壮行式が行われました。

今回はダンス部と全国高等学校ビブリオバトル2016決勝大会参加者の壮行が行われました。

年が明けて1月に行われる大会、頑張ってきてください。

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今年度も残すところあと3か月です。

新年も意欲的に臨みましょう。

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創立30周年記念講演会

12月14日(水)、「創立30周年記念講演会」が、本校体育館にて開催されました。

講師は、東北大学教授・同大学加齢医学研究所長 川島隆太 氏です。

演題は「基本的生活習慣が将来を決める」です。

「生活習慣」と「脳の発達・働き」との関係を、主に3つのことに着目し、丁寧に教えてくださいました。

1つ目は、「睡眠」が心身に与える影響が大きいということです。睡眠中は、「深い眠り」と「浅い眠り」を交互に繰り返すと言われています。「深い眠り」では夜10時からの比較的短い時間に成長ホルモンがたくさん分泌され、「浅い眠り(レム睡眠)」では、日中の学習内容が記憶に固定されます。したがって、学習内容を定着させ、学力を高めるためにも、疲れをとり、運動能力を伸ばすためにも、十分な睡眠が必要であるということでした。

記憶を定着させる働きをもつ脳の海馬の大きさは、睡眠時間に比例するそうです。「TVを見ると言語発達が遅れる」という、マスコミが流さない衝撃的な事実も研究でわかっているというお話でした。

2つ目は、「スマートフォン」と「学力」との関係についてです。最近では、勉強中にスマートフォンを使用する生徒が増えており、特に、「LINEの使用時間が長いほど、学力が下がる」という調査結果が、はっきりと出ていることも印象的でした。集中力に大きく差が出るということです。

3つ目は、「食事」と「脳」の関係についてです。朝食を食べる習慣は、学力や体力、そして生活の質に大きく影響し、将来の就職や仕事で抱えるストレス、年収にも関係があるということです。さらに、朝食をとる習慣の有無だけでなく、食べる品目の数も学力に影響するとおっしゃっていました。

講演会後、後半では、本校の生徒6名が、川島先生を囲んでパネルディスカッションを行いました。

それぞれが講演を聞いた感想や、現在の自分の生活を振り返り、どう改善していけると思うかを語りました。また、川島先生から、より良い生活習慣を確立するためのアドバイスをいただくことができました。

第4回定期考査が終わり、これから冬休みを迎えます。1年次生にとっては高校入学後の生活を見直して軌道修正をする時期であり、2年次生にとっては「3年0学期」と言われる受験生への切替えの大切な時期です。

今回のとても貴重な講演をきっかけに、ぜひこれまでの生活習慣をもう一度見つめ直してほしいと思います。

そして、3学期に向けて、より良い生活サイクルをつくっていきましょう。

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「グローバルⅡで2年次生が浦安小学校でワークショップを行ってきました!」

 

グローバルⅡで「身近な国際貢献」に関する研究をしている生徒6人が浦安小学校4年生の3クラスで、児童を対象に「児童労働」についてのワークショップを行ってきました。自分たちの生活と、働いている他国の子どもたちの生活を比較してもらい、児童労働の現状を知った上で、小学生にもできることがあるということを伝えることで、共生についての知識を深め、将来国際貢献に努めようとする気持ちを持ってもらおうとすることが目的です。

この日のために準備やミーティングを重ね、多くの先生方の力も借りながら、このワークシ

ョップを実現させました。4年生の児童たちはフェアトレードなど、初めて聞く内容にも熱心に耳を傾け、積極的に自分たちの意見を出し合うなど主体的に活動に参加してくれました。また、世界のさまざまな地域の人たちが力を合わせて「共に生きる」ということについて一緒に考えることができ、大変有意義なワークショップになりました。その日のうちに、校長先生にワークショップの様子を報告しました。ワークショップを行った城東生はこのことを今後の課題研究に生かす予定です。

 

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第5回SGH講演会が開催されました!

 12月6日(火)、(株)学研アソシエの大堀精一氏を講師としてお招きして、第5回SGH講演会を開催し、「グローバルを考える視点」という演題で、ご講演いただきました。

講演会では最初に、「社会とは、全く価値観の違う人間の集まりである」ということ、「その社会の中で言葉を伝えていく力を身につけることが大切である」ということをお話しいただきました。そして、「自分の外の世界に何があるか知りたいと思い、自ら考えることの大切さ」を語って下さいました。

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次に、「グローバル社会の競争原理が格差社会を生み出す」、「格差の拡大が貧困の増大を生み出す」という核心部分のお話では、年収と学歴の関係、貧困率の推移などを具体的に示してくださったことで、生徒はより実感を持って自らのこととして捉え考えようとしている姿が見られました。

最後に、科学技術の進歩による新たな格差問題が生まれる可能性について、動画を見せていただきました。テクノロジーの進歩で、今人間が行っている仕事の半数近くがいずれなくなると聞き、生徒達は驚きを隠せないようでした。大堀氏の熱心な語りかけにみな真摯に向き合い、自分たちの今後の社会のありようについて深く思索するよい機会となりました。

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質疑応答でも積極的に手が挙がり、大変有意義な講演会になりました。

 

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11月9日(水)本校で、第一回のSGH運営指導委員会が行われました。

平成28年11月9日(水)9:30から、本校会議室において「スーパーグローバルハイスクール第1回運営指導委員会」を開催しました。

前半は、学校設定科目「GLOBALⅢ」選択者の3年次生7名が、課題研究の研究成果を発表しました。

各自の発表内容について、運営指導委員の皆様からは、研究を進める上で大切にすべきポイントを始め、考察の深め方やプレゼンの方法など様々な角度から助言をいただくことができました。

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また、委員会終了後にも、生徒からの要望に応じて質問にも答えていただきました。

後半は、文部科学省から示された「平成26年指定校の中間評価結果」等を中心に、協議を行いました。外部機関との連携の在り方や、研究を深めるための評価の工夫など具体的な指導・助言をいただくことができました。

この会で得られた改善の視点や方向性などを踏まえて、今後の研究に生かしていきたいと思います。

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インラインスケート世界選手権入賞!!!

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2年次生の柴垣匡義くんが、11月17日~21日、タイのバンコクで開催されたインラインスケート世界選手権で

 シニア男子クラシックスラローム部門 5位入賞

 オープンペアスラローム部門 銅メダル3位入賞 (弟さんとペアで出場)

という大変輝かしい成績を残しました。

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個人5位入賞の盾

 

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ペア3位入賞の銅メダル

柴垣くんは9月に神戸で開催された全日本選手権で

   クラシックスラロームペア部門 

 クラシックスラロームワールドシニア男子部門 

 スピードスラロームワールドシニア男子部門(日本新記録樹立)

という出場した3部門全てで優勝をおさめ、今回の世界大会への切符を手にしていました。

 

柴垣くんは小学校入学前にインラインスケートを始め、毎日学業と両立しながら厳しい練習を積んできました。

これまで全日本選手権で5回優勝し、今回で世界大会は4回目の出場でした。

昨年まではジュニアとして出場していたため、シニアとしては初参戦にも関わらず、これまでの成績をしのぐ、素晴らしい結果を残して帰ってきてくれました。

 

校長室での結果報告の様子

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今後も世界の舞台での更なる活躍が期待されます!応援よろしくお願いします。

なお、世界選手権での柴垣くんの演技は、「10th WFSC 2016 Shibagaki Masayoshi」でオンライン検索するとご覧になれます。日本選手権などの動画もYou Tubeに載っています。ぜひご覧ください。

 

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3年次生 GLOBALⅢ選択者 教育長訪問

1121日(月)に3年次生のGLOBALⅢ選択者8名が、岡山県庁を訪れ、教育長に1年次から取り組んできたGLOBALⅠ~Ⅲについての取り組みと成果の報告を行いました。

8名のうち3名が、GLOBALⅠ~Ⅲの取り組みと成果をパワーポイントを使って発表し、他の5名がこれまでの感想や今後の抱負について報告しました。その後、教育長をはじめ、岡山県の教育行政の関係者の方々から、質問や助言をいただきました。教育長からは、発表の場では「質問する力」と「(質問に)答える力」が重要である、との助言をいただきました。

 

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参加した生徒たちは、これまでのGLOBALの取り組みについて、各自の分担に基づいて準備を行い、とても充実した発表を行うことができました。 

訪問を終えて帰る途中、「GLOBALの活動で普段会えない方々に会えて、本当に貴重な経験ができてうれしい!」という言葉をある生徒から聞きました。こうした経験を糧に、卒業後もグローバルな人材として活躍してほしいと思います。

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「読めエ城東生 アキノドクショカイ」開催

秋の読書週間が始まりました。そこで、1110日(木)に、城東図書館でも、本の楽しさを味わおうと読書会をしました。

今回は、班で1つの作品を読んで、興味をもった点、面白かった表現などを話題にワイワイ。題材は、夏目漱石『吾輩は猫である』や堀辰雄『風立ちぬ』、芥川龍之介『蜜柑』など、作品名は知っていても、読んだことがないかもという作品です。

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『我が輩は猫である』を読んだ班では、「名前はまだない」猫に名前をつけたり、まだ読んでいない結末を想像したり。「食い意地の張っている猫のことだから、チョコレートを食べてしまって、中毒症状に苦しむのでは」なんていう発言に、皆大笑い。同じ作品を読んだ直後ですから、話題は、どんどん広がっていきます。つい読みたくなって、こっそり最後を読みたくなった班員も。

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各班が全員に各作品のおもしろさを紹介して、会は終了しました。終了後、読まなかった作品を借りる参加者もいて、読書会は大成功でした。

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ちなみに、今回のタイトル「読めエ」は、城東図書館のキャラクター「読メエ~くん」の決めぜりふです。「読メエ~くん」は、今年行われた高校図書館キャラクター総選挙で人気No.1に輝きました。

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GLOBALⅠの授業で、AMDAネパール事業担当 アルチャナ・シュレシュタ・ジョシ氏から講義を受けました。

10月25日(火)AMDAネパール事業担当の アルチャナ シュレシュタ ジョシ 氏を講師としてお招きして、第4回SGH講演会を開催し、「~ ネパール大地震 ~緊急支援活動と復興支援活動について」という演題で、ご講演いただきました。

講演会では、まず歴史や、地形、宗教、観光など、ネパールの概要や、ネパールでの教育制度について説明を受けました。ネパールでは、識字率(文字の読み書きができる人の割合)が57パーセント程度であることや、小学校5年生までの学校制度はあるが、家事や貧困などの理由で、学校に行けない生徒がいることなどを聞き、生徒は大変驚いていました。

次に、死者:8,969人、負傷者:22,321人以上、行方不明者:384名という大変な災害のあったネパール中部地震の被災状況について説明を受けました。地震直後、カトマンズでは、電気がこない、電話がつながらない、 住民は毛布を持って外へ出てさまよっているという状況にあったことを、画像を見ながら説明を受け、また、その時のAMDAの支援について学習しました。

地震発生後には、世界30箇所にあるAMDA支部から多くの人が現地に来て、カトマンズの市内や郊外の村で巡回診療や物資援助、衛生指導といった、復興に向けた支援が行われたことや、AMDAとネパールの医師会、ネパール保健省が協定を結び、病院が復興され、また、車いす制作のプログラムやカウンセリングボランティア育成事業などが実施されたことを学習しました。生徒の中には、将来、海外で支援の仕事に携わりたいと考えている者もあり、こうしたAMDAの支援に向けた取組のお話が大変参考になりました。また、生徒から多くの質問があり、大変有意義な講演会になりました。

講演会の最後には、生徒が「ネパールの地震では多くの国から支援がありましたが、日本でも熊本で地震があり、同様に多くの国から支援を受けています。今後も世界が1つになって、こうした支援を継続していくことが大切だと考えています。今日の講演会では、AMDAの具体的な取組を聞くことができ、理解が深まりました。本当にありがとうございました。」と挨拶しました。

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