7月16日(火) 32期の学類研修会報告会がありました。人文社会学類の関東コース・マレーシアコース、国際教養学類の韓国金海コース・慶南コース、音楽学類の台湾コース、理数学類の関東筑波コース・マレーシアコースの計7コースからの報告がありました。すべてのコースの研修に、企業や大学の訪問、生徒や専門家との交流があり、実際に自ら体験した感動と発見をスライドを使って発表しました。海外コースはいずれも、現地高校生の英語力の高さに衝撃を受けたようです。最後に学類研修係が「城東高校の修学旅行は学類研修だ。この研修で学んだことを共有し、今後の学校生活の中に生かしていこう。」と発表会を締めくくりました。
学類研修(人文学類関東コース)
人文社会学類研修関東コース (第1日)
岡山駅に集合。予定通り7:33発の新幹線に乗り、出発しました。
熱海で急いで降りて、バスへ。バスから箱根駅伝のコースをみて箱根関所を見学。その後芦ノ湖遊覧。
次にポーラ美術館へ。ゴッホ、ピカソなどの作品を鑑賞してポーラ美術館の森を散策。
日本ミツバチの巣が木の割れ目にありました。心地よい森林浴でした。
人文社会学類研修関東コース (第2日)
大磯プリンスホテルを出発してそれぞれの自主研修へ出発。21時までに全員無事に自主研修を終え、東京の浅草ビューホテルに入りました。
人文社会学類研修関東コース (第3日)
東京大学地震研究所で加納靖之准教授の講義を受けました。古文書など歴史史料の記述にもとづいて,過去の地震について調べる研究の話でした。その後東京大学本郷キャンパスに移動し、赤門で記念撮影。
次に東京国立博物館へ行き、浅間山図屏風や南蛮屏風などを見学。国宝や重要文化財が多くあるので全てを見学するには時間が短かったようです。
東京ソラマチで昼食後、東京ジャーミイへ移動。日本最大の回教寺院の中に入り、説明を受けました。
その後は、ルミネtheよしもとと浅草演芸ホールに分かれて、漫才、コント、落語などを鑑賞しました。ルミネtheよしもとの舞台に上がった本校生徒もいて大盛り上がりでした。
人文社会学類研修関東コース (第4日)
9:00に東京グローバルゲートウエイに到着。
東京グローバルゲートウエイとは東京都の英語村のことで、午前中生徒たちは英語だけを使用して活動しました。
築地場外で昼食をとりました。海鮮丼を食べた生徒が多かったようです。
15:13に東京駅を出発し18:34に岡山駅に到着。学類研修で生徒たちが吸収したことを発揮するのはこれからでしょうが、無事に4日間の研修を終えることができました。
学類研修 台湾コース
学類研修【台湾コース】
6月18日(火)音楽学類25名全員で、台湾へ向けて出発しました。
関西国際空港までJRで移動し、飛行機で台湾へ。着いた瞬間「暑い!」と。
バスで十分へ。ランタンに願い事を書き、空に飛ばしたのですが、何と言っても書いている場所は線路の上!1時間に1本電車が来るので、そのたびに線路から離れるという、日本とは違う文化を早速体験しました。みんなの願い事は様々ですが、音楽に関連したものも多かったです。
夕方はみんなが楽しみにしていた九份。日が暮れて提灯がともると、あのアニメの世界へ紛れ込んだようでした。夕食も台湾料理を美味しくいただきました。宿泊するホテルへ向かうバスの中では、明日へ向けて自然と合唱が。疲れていてもみんな気合十分です。
6月19日(水)忘れられない1日になりました。
まず、向かい合う2つの巨大な建物、国立劇場「國家戲劇院」と、国立音楽ホール「國家音樂廳」に入らせてもらいました。特別に、ホール内でパイプオルガンのリハーサルを聴かせてもらえました。生のパイプオルガンの重厚な響きにみんな感激。
次にすぐそばの中正紀念堂へ。衛兵交代式もしっかり見学しました。
そしていよいよ国立台湾師範大学附属高級中学との学校交流です。ホールでリハーサルをさせてもらった後、一緒に昼食をとりました。
まだまだ話したいところでしたが、すぐに交流演奏会へ。学校紹介をした後、城東高校のソロやアンサンブルを披露しました。どの演奏にも温かい拍手と声援をもらうことができました。
台湾の生徒もピアノ、チェロ、ヴァイオリンの演奏を披露してくれましたが、その技術の高さと音楽に対する情熱に大変心を打たれました。最後に、音楽学類全員で3曲合唱を披露しました。台湾の生徒も楽しんでくれて、一生懸命練習してきた甲斐がありました。
そして夕方からはB&S研修。台湾の大学生と一緒に台北を散策しました。みんな大学生とすっかり親しくなり、どの班も時間ぎりぎりまで交流していました。
6月20日(木)台南へプチ旅行
朝から新幹線で台南へ行き、猛暑の中、奇美博物館へ。
膨大な数の楽器のコレクションにはもちろん、西洋の美術、兵器や自然史の収蔵品にも心を奪われました。
台南では林百貨店にも行き、また新幹線に乗って台北へ。夕食は小籠包を美味しくいただきました。
6月21日(金)最終日
清時代に建てられた、台北最古のお寺、龍山寺へ。
4日間はあっという間でしたが、たくさんの刺激を受け、充実した研修でした。言葉や風習は違っても、音楽が流れると一緒に楽しんだり、感動したりすることは同じでした。改めて「音楽って素晴らしい」と思えた4日間でした。
学類研修 国際教養学類(金海コース)
6月19日(水)~22日(土) 学類研修(国際教養学類 韓国金海コース)
6月19日(水) 朝7時30分に学校を出発し、岡山桃太郎空港へ。10時30分に韓国の仁川国際空港に到着しました。最初はソウル大学の見学でした。学内をバスで移動するほどの大学の大きさに驚きました。ソウル大学生による大学案内は英語で行われましたが、ソウル大学の門の由来など大変興味深いものでした。夕食は韓国料理のプルコギを食べ、美味しさに感動しました。夕食後は韓国の有名な舞台劇「ナンタ」を鑑賞。圧巻のパフォーマンスに会場中が大盛り上がり。生徒もステージに上がって一緒にパフォーマンスをする場面もあり、有意義な時間となりました。
6月20日(木) 午前は南山韓屋村や景福宮を訪れ韓国の歴史を学びました。景福宮でも英語でガイドをしてもらい、生徒が質問する場面も多くありした。午後からは自主研修。ソウル大学生が各班につき、買い物や観光を楽しみました。そして夕方にはホストファミリーと対面式を行いました。その後、ホームステイ先では一緒に料理をしたり、買い物に連れて行ってもらったりして楽しめたようです。
6月21日(金) 各自ホストファミリーとの別れを惜しみながら早朝にバスで合流しました。午前は5時間半かけてソウルから金海外国語学校へ移動。歓迎式では合唱による大歓迎を受け、いよいよ学校交流開始です。両校の校長挨拶、生徒代表の挨拶、プレゼン発表、パフォーマンス披露を行いました。ずっと準備してきたプレゼンの発表ですが、やはり当日はかなり緊張しており、上手く話せなかったり、間違えたりすることもありましたが、最後までやりきることができました。本当によく頑張りました。その後バディと挨拶をし、学校案内や韓国文化体験を行い、夕方には2度目のホームステイへ。放課後すぐに観光へ出かけた家庭、お土産をたくさん用意してくれた家庭もあり、感激しました。
6月22日(土) 最終日となりました。各自ホームステイ先から帰ってきましたが、別れが大変寂しく、手紙を書いて渡した人、泣いて抱き合った人もいました。秋には韓国から日本を訪れ、岡山城東高校にも来てくださる予定です。とても楽しみにしています。甘川文化村では韓国の伝統衣装「チマチョゴリ」を着て観光しました。とても似合っていて、何枚も何枚も写真を撮っていました。昼食に韓国料理のビビンバを食べていよいよ帰路です。釜山国際空港から関空へ。学校に帰ってきたのは23時を超えていました。過密スケジュールでしたが、充実した思い出に残る研修となりました。この学類研修で学んだことは今後の生活に活きてくると思います。
保護者対象授業公開
6月26,27日の2日間、保護者対象授業公開を行いました。50人近くの保護者にご来校いただき、多くの授業を参観してもらいました。
本校教員にお子様の学校での様子を聞いたり、気になることを相談したりする姿も見られました。
留学生ヤン・ゾマーくんが帰国します
昨年の9月より約10ヶ月間,ドイツより留学をしていたヤンくんが帰国します。6月19日が本校への最後の登校日となりました。ヤンくんは城東高校での生活にすっかりなじんでいたので,生徒たちはヤンくんの帰国に実感が湧かず,別れを大変惜しんでいました。
この後東京へ移動し,両親と祖母と共に日本旅行を楽しむそうです。また城東高校へ遊びにきてくださいね。
日本語もすっかり上手になりました。以下は,ヤンくんの作文です。
「ヤンの城東高校生活」
僕の城東高校生活はけっこう楽しかったです。それは色々なむずかしいことがあってもそうでした。
最初には無限小(少しの意、ヤン君が最近覚えた言葉)の日本語しか喋れませんでした。そうして、友達はよく英語を喋れていたために冬まで日本語があまりうまくなりませんでした。だけど、年末年始の時からちょっと日本語の勉強を頑張ったので、少し上手になったと思います。
部活は剣道部に冬のときくらいから入って、年末年始のときにあまり行かなくても、とても楽しかったです。特に最後にもっともっと楽しくなりました。
城東の先生と生徒は留学生である自分のことを知らなくても、いつもとても優しかったです。
人文社会学類マレーシアコース学類研修 体験!多民族文化
6月18日(火)学類研修第1日目 移動日です。早朝6時に岡山駅を出発。関西空港からクアラルンプール空港へ。バスに乗り換え高速道路をひた走り、一気にマラッカまで移動しました。行きの飛行機がかなり揺れて、体調がちょっと心配になりましたが、マラッカに着いた頃には、おなかぺこぺこ。おいしい夕食に元気倍増です。
6月19日(水)学類研修第2日目 SMK Infant Jesus Convent高校との学校交流をしました。チアリーダーのパフォーマンスによる大歓迎を受けて、交流開始です。司会やPC操作などの運営はすべてSMK Infant Jesus Conventの生徒が行っていました。学校交流レセプションに続き、両校のパフォーマンス交換です。民族ごとのダンスとコーラルスピーキングの本当に素晴らしいパフォーマンスに、圧倒されながらも、本校は「うらじゃ」を披露しました。その後バディと一緒に、5種類のゲームを楽しみました。ランチでは、本校の生徒の誕生日をみんなで祝ってくれるサプライズが!引率の先生が、専門の体育を活かして、SMKの生徒達と屋外運動場でバレーボールをする一幕も!本当に温かい交流となりました。
午後からは世界遺産マラッカの観光をしました。オランダ統治時代の名残を残すオランダ広場、チャイナタウンを散策し、キリスト教、イスラム教、仏教寺院を巡りました。ザビエル像が立つ丘の上からは、遠くマラッカ海峡が見えました。その後クアラルンプールに移動しました。
6月20日(木)学類研修第3日目
タイムズスクエアで現地大学生とマッチングをして、B&S開始。クアラルンプール市内に繰り出しました。5時間の間に観光とショッピング。誠実で親切な大学生のサポートが本当にありがたかったです。午後からは国立モスクへ。とても服装コードが厳しく、女子はローブを借りて見学しました。
マラヤ大学の放課後の時間帯にあわせて、大学訪問。日本語を勉強して将来日本に留学する学生達と交流しました。たった1年で日本語をマスターするほどの学生達の意欲の高さに大いに刺激を受けました。この交流を通して、自分たちももっと頑張らなければと、誰もが思ったようです。日本の国立大学に留学したときの再会を約束して、名残を惜しみながら大学を後にしました。
6月21日(金)第4日目 市内名門ホテルでハラル学習を行いました。ホテル総シェフがハラル認証について説明してくれました。食品だけではなく、搬入方法や洗剤に至るまで厳しいルールが有ることを初めて知りました。ハラル認証が広まると、日本食も楽しむことができるというシェフの言葉が心に残りました。
午後からはバティック体験です。色をぼかしながら乗せていくのが難しく、みんな真剣そのもの。同じ図案なのに実に個性豊かな作品ができあがりました。
クアラルンプールの最後はマグローブリバークルーズです。マングローブの森の役割や成り立ちを聞きながら、河をさかのぼりました。河岸には長~い尻尾のテングザルやミズオオトカゲの姿が見えました。
空港に向かうバスの中では現地ガイドさんや添乗員の方へのありがとうコール。ガイドさんが涙ぐむ一幕も。たくさんの人に支えられて、最高に楽しく、心に残る学類研修となりました。「マレーシア大好き!」「帰りたくな~い!」と口々に名残を惜しみながら、クアラルンプールを発ちました。
学類研修[韓国・慶南コース]
6月19日、他学類から1日遅れで国際教養学類2年4組の学類研修がスタートしました。
甘川文化村。脱北者が作った貧困の村を芸術で町興しし、脚光を浴びています。
韓服に身を包んでの散策に気分が上がります。
国際市場。
そして今回のメインイベント、交流校協定を結んでいる慶南外国語高校にやってきました。
29期以来3年ぶりの訪問に気合いが入ります。
着いた瞬間から盛大な歓迎を受けました。
歓迎式典では、慶南生による学校紹介ムービー、伝統音楽サムルノリの演奏、ダンスに圧倒されました。
城東生も緊張しながらも、学校紹介プレゼン、うらじゃ踊りとJ-POPのダンスを披露しました。
この日は全寮制の慶南外国語高校だからこその寮泊という貴重な体験をしながら1日目の夜が更けていきました。
2日目。
広大な高校の敷地内を案内してもらいました。
慶南生による、日韓文化比較のプレゼンテーション。
サムルノリ体験。
美術の授業では、うちわにハングル文字でメッセージを書きました。
最後の時間は、城東高校主催の日本文化の授業。
岡山の桃太郎伝説についてのプレゼンテーションときびだんごの試食
日本のお祭りについてのプレゼンテーションとあやとり体験
一人一人が折り紙や筆ペンなどで日本文化を紹介。
短い交流ではありましたが、慶南の生徒さんの親切さと2年4組の人懐っこさとであっという間に仲良くなり、今後も続いていくであろう絆を築いていました。韓国の高校生の学習意欲や語学力の高さ、そしてホスピタリティに大きな刺激を受けた城東生でした。
名残惜しくも慶南外国語高校を後にし、いざソウルへ。
サムルノリをもとにした非言語料理パフォーマンス、NANTA観賞。わがクラスからも2人が選ばれ、パフォーマンスに参加しました。(写真撮影不可なのが残念!)
3日目のメインはソウルでの自主研修。ソウル大学の学生さんに英語でガイドしていただき、博物館、明洞、現代美術館、大聖堂など、各班のテーマに従って回っていました。
ソウル大学構内も案内してもらいました。
かなり難しい内容でしたが、知りうる限りの世界史の知識を総動員してなんとか理解しようと頑張っていました。
3日目の夜は一般家庭でのホームステイ。
韓国の家庭料理を堪能したり、サイクリングしたり、植物園で犬の散歩をしたり、韓国の音楽を歌ったりと、それぞれがまたとない経験をしたようです。
6月22日最終日。
抱き合ったり、涙を流したりしながらホストファミリーとお別れの時間。
英語ガイドの案内で、景福宮散策。真剣に説明に耳を傾け、反応も大変良い生徒の姿にガイドさんも感激していらっしゃいました。
最後の観光地、南山谷韓屋村。
晴天に恵まれながら全日程を終え、全員無事に、元気に帰途に着きました。
4日間を通じて、様々な場面でお褒めの言葉を頂きました。
積極的にコミュニケーションを取り、真摯に異文化を学び取ろうとし、互いへの気遣いや感謝の気持ちを忘れずに過ごした姿は、大変誇らしく頼もしいものでした。
さらに絆の深まったこのメンバーで、これからも様々な行事や日々の生活を通して成長し続けていきます。
令和元年度卒業生保護者の話を聞く会
6月15日、卒業生保護者の話を聞く会が開催されました。
この会は、卒業生の保護者の方々を講師としてお招きし、さまざまな体験談を聞かせていただくというもので、
平成24年度から行われておりますが、毎年、100名を超える在校生保護者が参加する、アットホームな本校PTAならではの行事となっています。
最初に各学類に分かれて、本年3月に卒業した生徒の保護者の方々にお話を伺いました。
続いて、各年次などに分かれ、講師の方を囲んだ座談会の形式でさまざまな質問に答えていただきました。
保護者の方からさまざまな感想をいただいています。
・受験生の親として,あまり気負わず,子どもを信じて見守っていくことの大切さを改めて考えさせていただいた。忙しい毎日の中で,親もちょっと一息つける時間を作り,受験を乗り越えていこうと思えた。(3年次)
・目標を持って迷わず,子どもを信じることが大切なのだと思った。親は,安全なところを見てしまいがちだが,子どもが決めた進路を尊重したいと思う。(3年次)
・進路の決め方,周囲のサポート,塾との関わり方,受験に向けての時間の過ごし方,受験の宿の予約,センター試験の大変さなど,どれも参考になった。(3年次)
・子どもの頑張りを認めて、思いやりのある声掛けをすることの大切さを感じました。 (2年次)
・親の立ち位置、子どもの気持ち・希望に対して「全力で」サポートという話を聞き、様々なことに決心がつきました。(2年次)
・私立を何校受験したかとか、希望学部より大学名で希望を決めたなどの話が参考になりました。(1年次)
・勉強と部活の両立はとても大変そうで,子どもが苦しんでいるのですが,みんな同じなのだとお話を聞いていて実感した。これからの進路をどのようにするか悩むところですが,親はあまり口出しをしすぎないように見守ってやりたいと思った。(1年次)
保護者の皆様には、雨天の中ご参加いただき、ありがとうございました。
また、講師の方々には、貴重な体験談をお話しいただき、大変お世話になりました。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。




































































































