岡山城東高校の日々をつづります
岡山城東な日々

海外修学研修4日目

今日はロンドンフィールドワークに行ってきました。

3つのグループに分かれ、事前に計画した場所を地下鉄やバスに乗って訪れました。

引率教員や語学学校のスタッフは一切口を出さず、地図を手に、周囲の人に尋ねながら、各班自力で回りました。

グループA 歴史の好きな生徒たちのグループらしく、博物館巡りの1日です。

ビクトリア&アルバータ博物館~シャーロックホームズ博物館~大英博物館

 

グループB 一日で2万歩以上を踏破!ロンドンの名所巡りです。

大英博物館~ビッグベン~バッキンガム宮殿

グループC ハリーポッターの地と秘密結社フリーメイソンの世界本部を巡る

セント・ポール大聖堂~キングス・クロス駅~フリーメイソンズ・ホール

無事に再集合し、次に向かったのは Commonwealth of Nations の本部となっているマールバラ・ハウス。

Commonwealth of Nations の職員の方から、世界の諸問題に対する若者の発言力、影響力を高めてもらうために行っている取り組みについてお話しいただきました。

生徒からも、積極的に質問をしました。自分たちのような若者が積極的に発言し、関わろうとすることで、国際貢献ができるという気持ちを新たにしました。

今夜はアードモア・ランゲージ・スクールでムービーナイトです。数えきれないほどの映画の中から観る映画をみんなで真剣に選んでいます。

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海外修学研修3日目

今日はアードモア・ランゲージ・スクールで、明後日にプレゼンテーションをする課題研究について、各自のスライド資料や英語の発表原稿を仕上げる作業に一日取り組みました。一人ずつ発表練習をして、英語での質疑応答も行いました。また、明日のロンドンフィールドワークに備えて、グループごとに移動経路・手段の確認も行いました。明日からの活動が楽しみです。

 

 

 

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海外修学研修2日目

ついに本格的な研修が始まりました。今日はケンブリッジ大学での研修です。

午前中は、ケンブリッジ大学の2人の学生さんによるキャンパスツアー。

ケンブリッジ大学は31のカレッジの総称です。今回はお二人の通うカレッジのキャンパスや教会、図書館を案内していただきました。

次に大学生活についてお話しいただいた後、生徒からの質問タイム。

午後からは、マレーエドワードカレッジの嘉悦センターの職員で、昨年までケンブリッジ大学の院生だったロバート平さんに、お話をしていただきました。

今回お話しいただいた3人の話の共通点として、ケンブリッジ大学の学生に求められているのは、

「批判的思考力や議論する力」「社会に貢献するために自分に何ができるかを考えること」の重要性です。

生徒は、能動的な学びの力を身につける必要性をより一層感じたようでした。

寮に帰ってきても、アクティビティが夜まで続きます。

自撮りした写真を英語で説明するゲームに一生懸命になっている10人です。

 

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海外修学研修1日目

岡山空港で出発式を行い、仁川経由でロンドンへ。12時間以上のフライトでしたが、元気に到着しました。アードモア・ランゲージ・スクールのスタッフから、さっそく説明を受けました。いよいよ明日からは、本格的な活動が始まります。

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第28回卒業式を行いました。

3月1日(水)卒業式を行いました。

城東高校オーケストラによるシベリウスの「フィンランディア」の演奏の中、卒業生入場です。

城東では毎年、卒業式のためにオーケストラと合唱団が編成されます。今年はオーケストラが管弦楽部と吹奏楽部の86名、合唱は合唱部と2年次音楽学類生徒、1年次音楽選択者の164名。式場の2階席から、総勢250名の生演奏で式典を美しく、厳かに盛り上げます。

校長式辞。

卒業生代表答辞では、城東での熱い3年間の思いが語られ、卒業生はもちろん、在校生、保護者、教職員みんなの心に響きました。

最後は全員で校歌斉唱です。
卒業生のみなさん、ご卒業おめでとうございます!城東(ここ)で学んだことを力に、みなさんが次のステージで大きく活躍されることを祈っています。

たくさんの祝電をいただきありがとうございました。

【校長式辞】

中庭の芝生に降り注ぐ、やわらかな日差しに、春の訪れを感じる今日の佳き日、岡山県教育委員会を始め、多数の御来賓並びに保護者の皆様方の御臨席を賜り、岡山県立岡山城東高等学校第二十八回卒業式を、このように盛大に挙行できますことは、まことに感に堪えないところでございます。教職員を代表いたしまして、御臨席の皆様に、まず厚く御礼を申しあげます。

ただいま、卒業証書を授与いたしました三五二名の卒業生の皆さん、卒業おめでとう。また、保護者の皆様におかれましても、今日の晴れの日を迎えられ、三年間で立派に成長されたお子様の御様子に、お喜びもひとしおのことと拝察いたします。心からお祝いを申し上げます。

さて、卒業生の皆さんは、岡山城東高校の歴史の中で、重大な時期に足跡を残されました。この三年間は城東が更に大きく発展しようとしてきた時だったからです。そこには、次の二つの要素があります。

第一に、皆さんが卒業する今年は、本校の創立三十周年に当たる年だということです。ちょうど皆さんが入学した頃から、平成二十八年十一月三日の創立記念式典に向けて、様々な準備が始まりました。同窓会やPTAのご協力も得て、グランド横に雨天練習場を整備したり、学校入口に表彰看板を設置したりするなど、施設面も充実しました。

一方、節目を迎えるにあたって、皆さんのご両親の世代が高校生の頃の、城東高校の初々しい創世期、新しい学校を造るという希望や理想に燃えていた姿を紐解くとともに、これからの三十年はどのような学園を作っていくべきかということを、皆さんも交えて考えてきました。

三十年間で社会は大きく変貌しましたが、皆さんは、先輩から脈々と受け継がれた「城東の自由」や「文武両道」「集中と切り替え」などの伝統を継承し、皆さんなりのスタイルで昇華させてきました。現代の若者は悟り世代とも揶揄され、淡白で元気がないと言われることもありますが、皆さんに限っては全く当てはまりませんでした。翠緑祭をはじめとする学校行事はもとより、勉強にも部活動にも全力で取組んでいました。充実感にあふれた皆さんの姿を見て、多様な才能を最大限に伸ばせるように、活躍の場を提供するという、本校の使命を再確認することができました。皆さんのおかげで次の三十年に向けて、力強く踏み出すことができたと言っても過言ではありません。

第二に、皆さんが入学した年は、岡山城東高校がスーパーグローバルハイスクールに指定された年だということです。文部科学省のSGH事業は平成二十六年に始まり、本校は初年度指定校です。ですから、皆さんが経験した国の施策としてのグローバルリーダー育成に向けた学習は、本校はもとより日本でも初めての取組であり、皆さんはまさにパイオニアと言えます。新しく立ち上がった事業だけに、私たち教職員は手さぐりでカリキュラムを編成し、GLOBALの授業を開発するという、不安でいっぱいの船出となりました。

しかし、案ずるより産むが易しで、皆さんはとても意欲的に初めての課題研究「GLOBALⅠやⅡ」に取組んで、国境を越えた社会課題について深く研究し、答えのない問題に対して自分たちなりの解決の方策を提言するなど、初年度とは思えない素晴らしい成果を挙げました。海外修学研修のためにイギリスへ派遣された皆さんは、名門大学や高校を訪問し、研究成果を英語で発表しました。また、三年次に開設したGLOBALⅢも自発的に履修し、部活動や受験勉強との両立を図りながら、種々のフィールドワークを通じて研究を深め、それを進学や将来の職業選択に繋げた人もいます。同じSGH校である岡山操山高校の発表会に、城東の代表として出向いた人は、成果報告の最後を、次の言葉で締めくくりました。「三年間のグローバルの活動を通して、世界と自分とを切り離して考えることをやめました。どんなにちっぽけな一個人の発信でも、誰かに届いて、何かが変わる。そう信じています。」皆さんが真摯で前向きに取組んできた諸活動は、後輩に受け継がれ、年を追って充実・発展しています。

学習指導要領改訂を始めとする教育改革の中で、詰め込んだ知識の多さだけでなく、それを活用する能力も重視されるようになり、主体的・対話的な深い学びを指すアクティブラーニングを、教科の授業に取り入れる学校が増えています。そのような中、皆さんがパイオニアとして開拓したSGHでの学びは、教科を横断し、グローバル社会を睨んだアクティブラーニングであり、日本の高校教育をリードした取組と言えます。

現在国際社会には、エネルギー・環境問題、民族・宗教問題や国際紛争、貧困・テロ・難民問題など、グローバルな視点で解決すべき課題が山積しているにもかかわらず、グローバル化に反する動きも湧き起こり、先行きの見通せない時代に突入しています。このような時代だからこそ、今ある社会を批判的に捉え、多様な社会課題を様々な立場の人々の意見を調整して解決に導ける、グローバルリーダーが求められているのです。

皆さんは三年間で、学類での専門的学習やSGHでの学びを通じて、教科の勉強だけでは得られない多くの力を身に付けました。四月からは次のステージに進み、一層こうした力を伸ばすとともに、更に深く社会の実態を知り、多くのことを体験して、国際社会に貢献できる若者になってください。

昨年5月に、倉敷でG7教育大臣会合がありました。「The Power of Education ~教育の力で未来をつなぐ~」をテーマとした公開シンポジウムには、私や皆さんの代表も参加しましたが、基調講演に立ったのは、あのマララさんと同時にノーベル平和賞を受賞した、カイラシュ・サトヤルティさんでした。彼は世界の児童労働の根絶を目指した活動をしていますが、何かを成し遂げるためには3つのDが必要であるという趣旨のことを述べています。3つのDとは、Dream 何かを成し遂げたいなら大きな夢を持とう、Discover 自分が秘めている力を発見しよう、Do 今から行動を起こそう、です。

皆さんの中には、城東高校で学ぶ中で、自分が成し遂げたい夢を見つけた人や、自分では気づいていなかった能力や可能性を発見した人もいたことでしょう。これからは、自分の個性や能力に更に磨きをかけ、夢を形にするべく、パイオニアとして、また主権者のリーダーとして、今から行動を起こしましょう。

結びに、皆さんが、城東で培った「進取・協同」の精神をよりどころに、多様な価値観を認めながらも自分の考えをしっかりと持ち、主体的に行動できるグローバルリーダーに成長すること、そして何よりも健康で幸福な人生を歩まれることを祈念して、式辞といたします。

 

平成二十九年三月一日

岡山県立岡山城東高等学校

校 長  浅 沼  淳

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SGH海外修学研修に向けての第6回事前研修

城東高校の代表として選抜された2年次生10名が,来る3月4日から9日間イギリスに派遣されます。それに向けての第6回事前研修が216日(木)放課後に行われました。

3月7日(火)にCommonwealth of Nationsの事務局を訪問予定です。
本日の事前研修は,同機関の基礎知識を身に付けることが目的です。
講師の島田先生(本校の世界史教員)から,歴史を中心とした概要説明がありました。

 

スライドや世界史の資料集を駆使したわかりやすい説明で,大変勉強になったと思います。
事前研修も,あと1回を残すのみとなりました。

 

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1年次 Show & Tell Speech Contest ― the Final ―

2月10日、1年次全員で Show and Tell Speech Contestを行いました。

Show and Tell とは、何か物を聞き手に見せながらそれについて話をするという、一種のスピーチです。
英語表現Ⅰの授業で全員が自分の大切なものについてスピーチをし、この日はクラス代表に選ばれた9名の生徒が本校アリーナでの決勝戦に出場しました。



お気に入りの本、楽器、ぬいぐるみ、ゲームなど、生徒それぞれが自分の大切なものを持参し、それにまつわる思い出などを英語で1年次の生徒全員の前でスピーチしました。
英語で3分間、原稿なしで話をするためには、多くの準備や練習を重ねなければなりません。

心温まる話、面白くて笑いが出る話、また、その場で見せてくれる楽器の演奏や道具の使い方など、上手くパフォーマンスをとり入れたスピーチが多く、楽しみながら見ることができました。

行事進行はShow and Tell Student Committeeの9名のメンバーによって行われ、司会や挨拶もすべて英語で行われました。

 

この日の発表は代表生徒によるものでしたが、英語の授業では全員がスピーチを行いました。

皆一生懸命に取り組んでいて、代表を決めるのが大変だったクラスもたくさんありました。

1年次生でこれだけの英語のパフォーマンスができるということ、1年間の英語の集大成としてこのような場を年次全体で共有できたこと、生徒たちを誇らしく思いました。

この経験をぜひ、2年次の英語学習につなげて欲しいと思います。

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本校で平成28年度課題研究発表会が開催されました

平成29年2月8日(水)に課題研究GLOBALⅠ 及び GLOBALⅡに取り組んできた本校1・2年次生が研究成果を発表する課題研究発表会を本校で実施しました。この会には、本校生徒だけでなく、大学や高校・中学校の先生、保護者の方など、66名の方にも参加いただきました。

午前中に行われたステージ発表では、GLOBALⅡ(研究テーマ:経済・産業、国際貢献、環境・安全、教育・文化)の代表8グループと、岡山県立岡山操山高等学校の代表1グループの計9グループがプレゼンテーションソフトによる研究発表を行いました。発表に対する質疑応答の時間を8分とっていましたが、どの発表についても多くの生徒から質問が出され時間切れになるほどで、活発な議論がなされました。

 

午後は、普通教室や特別教室に分かれて、午前中に発表しなかった1年次生・2年次生の計51グループがプレゼンテーションソフトによる研究発表を行い、また1年次生18グループと岡山県立岡山操山高等学校の代表2グループがポスターセッションの形式で研究成果を発表しました。午後の発表も午前中と同様に多くの質問が出され、どの会場でも活発な議論が行われていました。

閉会行事では、3年次生の田中さんが3年間の研究を振り返り、GLOBALを学んだことで、自分の進路が見えてくるなど、大きな成果があったことを発表しました。また、2年次の本倉さんは、1年間の研究を振り返り、「研究の成果も重要だが、仲間と議論し、研究する過程が大切だと感じた。」と発表し、また、1年次生の守屋さんは「先輩の堂々とした発表を見て、あこがれた。来年度は自分達も同じような発表をしたい。」と決意を表しました。

最後に、岡山大学の稲森岳央准教授からは「様々なデータを集め、0から組み立てて研究をする。大変ではあるが、意義があることである。多くの時間を使うのだから人のためになる研究をしてほしい。」と、岡山県教育庁の田野指導主事からは「グローバル社会では英語を使って伝えていく機会も多くなる。研究発表も英語を使い、相手が理解しやすいよう、自分の言葉で話してほしい。」という指導講評をいただきました。

 

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明日は課題研究発表会

2月7日(火)放課後、明日の「課題研究発表会」の準備を行いました。

ステージ発表の会場となる体育館では、本校の運動部の生徒達が椅子を並べてくれました。

各教室でも清掃、会場設営、リハーサルを行い、準備万端です。

 

1年次生はGLOBALⅠ、2年次生はGLOBALⅡという授業の中で、4月から研究を進めてきました。明日はその成果を発表する場となります。

明日2月8日(水)の日程を大まかにお伝えいたします。

9:00~ 開会行事(@体育館)

9:15~ GLOBALⅡ ステージ発表(@体育館)

13:10~ GLOBALⅠ・GLOBALⅡ 発表(@HR教室など)

14:25~ 閉会行事(@体育館)

GLOBALⅢ選択者による3年間の振り返り

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SGH海外修学研修に向けての第4回事前研修

 城東高校の代表として選抜された2年次生10名が,来る3月4日から9日間イギリスに派遣されます。それに向けての第4回事前研修が21日(水)放課後に行われました。

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GLOBALⅡで取り組んだ課題研究について,英語で発表するためのスライドと原稿を作成しています。イギリスの現地高校生に,課題研究の成果を発表し,意見交換をするための準備です。

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現地では,Cranford Community CollegeBroxbourne Schoolの2校で発表する予定です。事前研修も,あと3回を残すのみとなりました。

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