岡山城東高校の日々をつづります
岡山城東な日々

「グローバルⅡで2年次生が浦安小学校でワークショップを行ってきました!」

 

グローバルⅡで「身近な国際貢献」に関する研究をしている生徒6人が浦安小学校4年生の3クラスで、児童を対象に「児童労働」についてのワークショップを行ってきました。自分たちの生活と、働いている他国の子どもたちの生活を比較してもらい、児童労働の現状を知った上で、小学生にもできることがあるということを伝えることで、共生についての知識を深め、将来国際貢献に努めようとする気持ちを持ってもらおうとすることが目的です。

この日のために準備やミーティングを重ね、多くの先生方の力も借りながら、このワークシ

ョップを実現させました。4年生の児童たちはフェアトレードなど、初めて聞く内容にも熱心に耳を傾け、積極的に自分たちの意見を出し合うなど主体的に活動に参加してくれました。また、世界のさまざまな地域の人たちが力を合わせて「共に生きる」ということについて一緒に考えることができ、大変有意義なワークショップになりました。その日のうちに、校長先生にワークショップの様子を報告しました。ワークショップを行った城東生はこのことを今後の課題研究に生かす予定です。

 

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第5回SGH講演会が開催されました!

 12月6日(火)、(株)学研アソシエの大堀精一氏を講師としてお招きして、第5回SGH講演会を開催し、「グローバルを考える視点」という演題で、ご講演いただきました。

講演会では最初に、「社会とは、全く価値観の違う人間の集まりである」ということ、「その社会の中で言葉を伝えていく力を身につけることが大切である」ということをお話しいただきました。そして、「自分の外の世界に何があるか知りたいと思い、自ら考えることの大切さ」を語って下さいました。

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次に、「グローバル社会の競争原理が格差社会を生み出す」、「格差の拡大が貧困の増大を生み出す」という核心部分のお話では、年収と学歴の関係、貧困率の推移などを具体的に示してくださったことで、生徒はより実感を持って自らのこととして捉え考えようとしている姿が見られました。

最後に、科学技術の進歩による新たな格差問題が生まれる可能性について、動画を見せていただきました。テクノロジーの進歩で、今人間が行っている仕事の半数近くがいずれなくなると聞き、生徒達は驚きを隠せないようでした。大堀氏の熱心な語りかけにみな真摯に向き合い、自分たちの今後の社会のありようについて深く思索するよい機会となりました。

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質疑応答でも積極的に手が挙がり、大変有意義な講演会になりました。

 

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11月9日(水)本校で、第一回のSGH運営指導委員会が行われました。

平成28年11月9日(水)9:30から、本校会議室において「スーパーグローバルハイスクール第1回運営指導委員会」を開催しました。

前半は、学校設定科目「GLOBALⅢ」選択者の3年次生7名が、課題研究の研究成果を発表しました。

各自の発表内容について、運営指導委員の皆様からは、研究を進める上で大切にすべきポイントを始め、考察の深め方やプレゼンの方法など様々な角度から助言をいただくことができました。

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また、委員会終了後にも、生徒からの要望に応じて質問にも答えていただきました。

後半は、文部科学省から示された「平成26年指定校の中間評価結果」等を中心に、協議を行いました。外部機関との連携の在り方や、研究を深めるための評価の工夫など具体的な指導・助言をいただくことができました。

この会で得られた改善の視点や方向性などを踏まえて、今後の研究に生かしていきたいと思います。

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インラインスケート世界選手権入賞!!!

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2年次生の柴垣匡義くんが、11月17日~21日、タイのバンコクで開催されたインラインスケート世界選手権で

 シニア男子クラシックスラローム部門 5位入賞

 オープンペアスラローム部門 銅メダル3位入賞 (弟さんとペアで出場)

という大変輝かしい成績を残しました。

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個人5位入賞の盾

 

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ペア3位入賞の銅メダル

柴垣くんは9月に神戸で開催された全日本選手権で

   クラシックスラロームペア部門 

 クラシックスラロームワールドシニア男子部門 

 スピードスラロームワールドシニア男子部門(日本新記録樹立)

という出場した3部門全てで優勝をおさめ、今回の世界大会への切符を手にしていました。

 

柴垣くんは小学校入学前にインラインスケートを始め、毎日学業と両立しながら厳しい練習を積んできました。

これまで全日本選手権で5回優勝し、今回で世界大会は4回目の出場でした。

昨年まではジュニアとして出場していたため、シニアとしては初参戦にも関わらず、これまでの成績をしのぐ、素晴らしい結果を残して帰ってきてくれました。

 

校長室での結果報告の様子

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今後も世界の舞台での更なる活躍が期待されます!応援よろしくお願いします。

なお、世界選手権での柴垣くんの演技は、「10th WFSC 2016 Shibagaki Masayoshi」でオンライン検索するとご覧になれます。日本選手権などの動画もYou Tubeに載っています。ぜひご覧ください。

 

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3年次生 GLOBALⅢ選択者 教育長訪問

1121日(月)に3年次生のGLOBALⅢ選択者8名が、岡山県庁を訪れ、教育長に1年次から取り組んできたGLOBALⅠ~Ⅲについての取り組みと成果の報告を行いました。

8名のうち3名が、GLOBALⅠ~Ⅲの取り組みと成果をパワーポイントを使って発表し、他の5名がこれまでの感想や今後の抱負について報告しました。その後、教育長をはじめ、岡山県の教育行政の関係者の方々から、質問や助言をいただきました。教育長からは、発表の場では「質問する力」と「(質問に)答える力」が重要である、との助言をいただきました。

 

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参加した生徒たちは、これまでのGLOBALの取り組みについて、各自の分担に基づいて準備を行い、とても充実した発表を行うことができました。 

訪問を終えて帰る途中、「GLOBALの活動で普段会えない方々に会えて、本当に貴重な経験ができてうれしい!」という言葉をある生徒から聞きました。こうした経験を糧に、卒業後もグローバルな人材として活躍してほしいと思います。

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「読めエ城東生 アキノドクショカイ」開催

秋の読書週間が始まりました。そこで、1110日(木)に、城東図書館でも、本の楽しさを味わおうと読書会をしました。

今回は、班で1つの作品を読んで、興味をもった点、面白かった表現などを話題にワイワイ。題材は、夏目漱石『吾輩は猫である』や堀辰雄『風立ちぬ』、芥川龍之介『蜜柑』など、作品名は知っていても、読んだことがないかもという作品です。

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『我が輩は猫である』を読んだ班では、「名前はまだない」猫に名前をつけたり、まだ読んでいない結末を想像したり。「食い意地の張っている猫のことだから、チョコレートを食べてしまって、中毒症状に苦しむのでは」なんていう発言に、皆大笑い。同じ作品を読んだ直後ですから、話題は、どんどん広がっていきます。つい読みたくなって、こっそり最後を読みたくなった班員も。

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各班が全員に各作品のおもしろさを紹介して、会は終了しました。終了後、読まなかった作品を借りる参加者もいて、読書会は大成功でした。

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ちなみに、今回のタイトル「読めエ」は、城東図書館のキャラクター「読メエ~くん」の決めぜりふです。「読メエ~くん」は、今年行われた高校図書館キャラクター総選挙で人気No.1に輝きました。

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GLOBALⅠの授業で、AMDAネパール事業担当 アルチャナ・シュレシュタ・ジョシ氏から講義を受けました。

10月25日(火)AMDAネパール事業担当の アルチャナ シュレシュタ ジョシ 氏を講師としてお招きして、第4回SGH講演会を開催し、「~ ネパール大地震 ~緊急支援活動と復興支援活動について」という演題で、ご講演いただきました。

講演会では、まず歴史や、地形、宗教、観光など、ネパールの概要や、ネパールでの教育制度について説明を受けました。ネパールでは、識字率(文字の読み書きができる人の割合)が57パーセント程度であることや、小学校5年生までの学校制度はあるが、家事や貧困などの理由で、学校に行けない生徒がいることなどを聞き、生徒は大変驚いていました。

次に、死者:8,969人、負傷者:22,321人以上、行方不明者:384名という大変な災害のあったネパール中部地震の被災状況について説明を受けました。地震直後、カトマンズでは、電気がこない、電話がつながらない、 住民は毛布を持って外へ出てさまよっているという状況にあったことを、画像を見ながら説明を受け、また、その時のAMDAの支援について学習しました。

地震発生後には、世界30箇所にあるAMDA支部から多くの人が現地に来て、カトマンズの市内や郊外の村で巡回診療や物資援助、衛生指導といった、復興に向けた支援が行われたことや、AMDAとネパールの医師会、ネパール保健省が協定を結び、病院が復興され、また、車いす制作のプログラムやカウンセリングボランティア育成事業などが実施されたことを学習しました。生徒の中には、将来、海外で支援の仕事に携わりたいと考えている者もあり、こうしたAMDAの支援に向けた取組のお話が大変参考になりました。また、生徒から多くの質問があり、大変有意義な講演会になりました。

講演会の最後には、生徒が「ネパールの地震では多くの国から支援がありましたが、日本でも熊本で地震があり、同様に多くの国から支援を受けています。今後も世界が1つになって、こうした支援を継続していくことが大切だと考えています。今日の講演会では、AMDAの具体的な取組を聞くことができ、理解が深まりました。本当にありがとうございました。」と挨拶しました。

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The 9th Okayama Joto Trophy English Speech Contest for Junior High School Students

本年度のスピーチコンテストは、岡山県下より19名の中学生に参加していただきました。
このスピーチコンテストでは、2年次生国際教養学類の生徒が、受付や英語での司会進行などの運営を行いました。
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午前中に2室に分かれて予選を行い、各室3名ずつ計6名の決勝進出者が午後からの決勝でスピーチしました。
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また、国際教養学類の生徒や留学生が、モデルスピーチもしました。普段の授業で鍛えられた英語力を発揮し、中学生のお手本となるよう頑張っていました。
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閉会式後、今回のファイナリストのみなさんと記念撮影をしました。
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中学生のみなさん、来年も トロフィーを目指して参加してくださいね!

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先輩に学ぶ会

11月1日(火)に2年次生を対象に「先輩に学ぶ会」を行いました。海外も含む県内外の各方面でご活躍の城東高校の2期生から21期生までの諸先輩方11名にお越しいただき、11の分科会に分かれてお話をしていただきました。ちょうど科目選択の時期で、進路について漠然と不安を抱えている生徒たちは、高校時代のお話、大学時代の苦労話、現在のお仕事の内容、生き方についてなど先輩方の温かいお話を聴いて、先輩方から勇気や希望をたくさんいただき、今の生活や生き方を見直すよい機会となりました。「努力は裏切らない」「現状維持は停滞である」「あらゆる事に疑問を持つ」「将来のためにいろいろな人と話をし、様々な視点から物事を捉える」「毎日起こることが自分の将来の糧になる」など、たくさんの素敵な言葉をありがとうございました!

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創立30周年記念式典 11月3日(木)

11月3日 創立30周年記念式典を岡山シンフォニーホールで行いました。

岡山城東高校は1987年に開校し、今春までに10,329人が卒業しました。

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会場準備も整い、校訓である「進取・協同」の「進取」の文字がスクリーンに映し出されました。

この「進取」は、奥田進初代PTA会長が揮毫くださった書です。

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在校生、保護者、同窓生、教職員ら、本校関係者約2千人が30年の節目を祝い、さらなる発展を誓いました。

浅沼淳校長が、「時代の先を見据えながら、教育の充実のために一層邁進する決意を新たにしたところです。」と式辞を述べ、歴代校長先生方をはじめとする、城東の発展に貢献してくださった功労者の方々に感謝状を贈りました。教育功労者の石井一郎前校長からもお言葉をいただきました。

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「城東の歴史は受け継ぐだけのものではありません。生徒の皆さんが作っていくのです。」
同窓会長のメッセージは生徒の心にも深く刻まれました。

本校生徒会長が「私たちの充実した日々は、周囲の皆さんに支えられています。感謝を忘れず何事にも挑戦していきたいと思います。」と挨拶しました。

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映像で城東高校の30年の歩みを振り返った後、記念演奏会第一部として、海上自衛隊東京音楽隊3等海曹 三宅由佳莉さんによるビデオレター、中桐望さん、小池郁江さん、森野美咲さん、小林久美子さんによるミニコンサートがありました。

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そして記念演奏会2部では、在校生、卒業生、歴代教員、一般の有志の方から成る約320人の「30周年記念オーケストラ・合唱団」による演奏で、「G線上のアリア」、「岡山城東高等学校校歌による式典序曲」、ベートーベン「交響曲第9番」などを演奏しました。

この日のために結成したオーケストラだったため、全員そろっての練習は前日しかできませんでしたが、息の合ったチームワークで最高の演奏ができたと思います。

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最後は、会場全体で城東高校の校歌を大合唱し、式典終了となりました。

日頃から城東高校を応援してくださる多くの方々から心のこもったお祝いの言葉をいただき、城東の30周年を祝うことができました。

今後も、これまで支えてくださった皆様への感謝を忘れることなく、城東高校のさらなる発展のために、生徒、教職員共に精進していきたいと思います。

皆様、ありがとうございました。

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